タカラスタンダードのレミューは、ホーローキッチンの最上位グレードです。傷にも汚れにも強い一方で、口コミでは「テカテカ光るのが気になる」という声がずっとありました。
そこに追加されたのが艶消し(マット)の扉です。実物を見ないと判断できないと思い、宇都宮ショールームまで見に行ってきました。

ホーローって、あのツヤッとした感じが苦手っていう人いるもんね。

そう。だから マットが出た時点で「テカり問題」はほぼ解決している んだけど、実物を見ると別の落とし穴があった。そこまで書く。
結論:テカりは解決。ただし柄によって「プリント感」が出る
先に、この記事で分かることをまとめます。
| 論点 | 結論 | 根拠 |
|---|---|---|
| テカテカ感 | マット扉では一切なし | ショールームで実物確認 |
| プリント感 | 木目調の一部は近くで目立つ | ショールームで実物確認 |
| マット扉の数 | [マット・グラデーション]は4色 | タカラスタンダード公式(2026年8月時点) |
| 薄型ワークトップ | 厚さ12㎜・レミューのみ対応 | タカラスタンダード公式 |
| 価格(シンプルプラン) | 税抜763,000円〜942,500円 | タカラスタンダード公式 |
| 展示のBOSCH食洗機 | 45cm 税抜35万円/60cm 税抜39.8万円 | タカラスタンダード公式 |
正直な感想は レミューらしい高級感は少し減ったものの、トレンドを押さえた良デザイン でした。ただし木目調のものは万人にはおすすめしません(笑)。写真も載せているので、ぜひご覧ください。
宇都宮ショールームで見てきました
今回はリニューアルされたタカラスタンダード宇都宮ショールームへ行ってきました。キッチンだけで11台が展示されている規模です。
- 住所:栃木県宇都宮市簗瀬町2515番地2
- 営業時間:10:00〜17:00/休館日:水曜(祝日を除く)
- 展示台数:キッチン11台・浴室9台・洗面12台
- 駐車場:20台(無料)
▼ 出典:タカラスタンダード 宇都宮ショールーム(公式)(2026年8月確認)
正面のスポルテッドビーチは、写真よりも「印刷」に見えた
正面に展示されていたのはスポルテッドビーチ[マット・グラデーション]。新レミューの顔ともいわれるデザインです。

自然の中で長い時間をかけて偶然できたアーティスティックなブナの木目です。明るさやムラも味わいとなり、まるで自然の中に佇むような心地よさを感じるデザインです。
タカラスタンダード「新しいレミュー」公式サイトより(2026年8月確認)
初っ端からぶっちゃけますが、この柄はおすすめしません(笑)。
画像だといい感じなんですが、近くで見るとかなりプリント感が強かったです。

公式が説明しているとおり、これは扉1枚ごとに印刷するインクジェット技術で柄をつくっています。だからこそ扉をまたいで木目がつながるのですが、裏を返すと表面の凹凸は柄と連動しません。
ホーローは鋼板にガラス質を焼き付けた素材なので、表面はどこまでもフラットです。本物の木にある導管のへこみや、突板シートのエンボスがそもそも存在しません。近づくと「印刷された紙」に見えてしまうのは、その構造上どうしても出るものだと思います。
逆に言うと、凹凸を前提にしていない石柄・コンクリート柄なら、この弱点がまったく出ません。実際、このあと紹介する3色はどれだけ近寄っても崩れませんでした。

軽く店内1周しちゃったよ。最初これがレミューだと気づかなくて。

相当な不審者ですね…。でも 遠目と至近距離で印象が変わる柄は、必ず実物を見に行くべき という良い証拠になった。
実物を見て「これなら」と思った3色
スポルテッドビーチの代わりにおすすめしたいのが、以下の3色です。いずれもマット系で、テカりは一切ありませんでした。
- コンクリートダーク[マット]
- ストーンロゼ[マット・グラデーション]
- 白磁(はくじ)[マット・グラデーション]
① コンクリートダーク[マット]

コンクリートダークはストーン柄でマットなデザインです。既存のデザインで近いものは、
遠くで見たり、思いっきり近くで見たり、ライトに当てたりしてもプリント感は気になりませんでした。
ただし 同じ系統でビンテージアイアン[マット]もあります。どちらもお色が暗めで、インテリアの難易度は高めです。庶民派は無難に淡いグレーを選んでおく方がいいかなと思います(我が家もグレーです)。
② ストーンロゼ[マット・グラデーション]

上部が白、下部がロゼ(ピンクっぽい色)のグラデーションカラーです。公式は「大理石をベースに、ピンクのグラデーションをデザインに取り入れた」と説明しています。
こちらもプリント感は気にならず、むしろキレイだな…と感じるお色でした。
キッチン全面に使ってもくどく感じないですし、カップボード側にアクセントとして使用するのもオシャレです!
③ 白磁(はくじ)[マット・グラデーション]

上部が白、下部がごく薄いグレーのグラデーションになっています。ストーンロゼは淡いピンク色が入っていましたが、こちらはグレーなのでよりインテリアに響きにくいです。
メインで使うもよし、カップボードでアクセントに使うもよし!な万能カラーでした!
▼ 出典:レミュー カラー・デザイン(扉・引手・ワークトップ・モール)/タカラスタンダード公式
ショールームでマット扉を見るときの3つの手順
今回やってみて、これは必ずやったほうがいいと思った確認手順です。
- 30cmまで顔を近づける…カタログの距離では絶対に分からない
- 斜めから見る…正面では出ない反射が、斜めだと一気に出る
- サンプル扉を窓際まで持っていく…展示のスポット照明と自宅の光は別物

だから店内1周してたのか…。
サンプル扉は貸してもらえるので、アドバイザーさんに声をかければ大丈夫です。その場で決めずに持ち帰って見比べるのが一番後悔しない進め方だと思います。
厚さ12㎜!薄型ワークトップも追加
話題のマットな扉に隠れがちでしたが、新たに追加された薄型ワークトップも見てきました。

公式の仕様はアクリル人造大理石(ハイグレード・薄型ワークトップ)/厚さ12㎜/レミューのみ対応。カラーはリバーパール・シックイベージュ・リキュウグレー・スミグレーの4色です。
いやまぁ薄いっちゃ薄いんですが、キャビネットとの間に見切りの帯が入るので、写真で見るほどシャープには見えませんでした。

公式のカラーページが「扉・引手・ワークトップ・モール」の4項目構成になっている。 モールも選ぶ部材なので、薄型にするなら見切りの色までショールームで確認したほうがいい 。
価格も見ておきます。公式のプラン価格は次のとおりです(税抜・I型間口255cm・足元スライドタイプ・食洗なしのシンプルプラン基準)。
| プラン | 価格(税抜) |
|---|---|
| シンプルプラン 扉グループ3 | 763,000円〜 |
| シンプルプラン 扉グループ2 | 830,000円〜 |
| シンプルプラン 扉グループ1 | 942,500円〜 |
| ベーシックプラン | 約970,000円〜 |
| 家事らくプラン | 約1,130,000円〜 |
| クオーツおすすめプラン | 約1,370,000円〜 |
| 薄型ワークトップ対面プラン | 約1,730,000円〜 |
スポルテッドビーチやストーンロゼは扉グループ1、つまり一番高い価格帯です。薄型ワークトップを組み合わせた対面プランは約173万円からで、シンプルプランのおよそ2倍になります。

気になった点:ガラスパネルの黒縁は即刻無くして欲しい
あとどうしても気になったのが、油はねを防止するガラスパネルに太い黒縁がついていることです。
これ、何であるんでしょうか?2022年にトクラスが新しいキッチン「コラージア」を出した際に見に行ったんですが、オイルガードのハイタイプにフチなしタイプを出しました!と説明してもらいました。
▽ 左:タカラ/右:トクラス ▽


どうでしょう?フチがない方がスッキリとした印象に見えませんか?
私もマイホームのキッチンを選ぶ際にハイタイプにしようと思いましたが、この存在感のあるフチが嫌でやめました。
好みもあるかと思いますが掃除のしやすさを考えると、フチなくして〜!という思いが強いです(笑)

おまけ:展示されていたBOSCH食洗機の中身
ショールームにはBOSCHの食洗機も展示されていました。我が家も採用しているので、つい足が止まります。
タカラスタンダードの公式サイトでは「海外製食器洗い機」として掲載されていて、中身はBOSCHのフロントオープン(フレームレス)です。
| 項目 | 45cm | 60cm |
|---|---|---|
| 品番 | SPI-6ZMS016T | SMI4ZDS016T |
| 食器収納容量 | 62点 | 84点 |
| 水量(エコ50℃) | 約9.5L | 約9.5L |
| 騒音 | 約44db | 約42db |
| 価格(税抜) | 350,000円 | 398,000円 |
▼ 出典:海外製食器洗い乾燥機/タカラスタンダード公式(2026年8月確認)

60cmで84点って、うちの鍋もフライパンもまとめて入るやつだ。

乾燥はゼオライトドライ。ただし公式に 「ヒーターとファンによる乾燥のみのコースはない」 と明記されている。ここは期待値を先に合わせておいたほうがいい。
我が家も使っている乾燥仕上げ剤を入れると、庫内の水滴の残り方がかなり変わります。

まとめ:機能性にデザイン性も加わった良商品
ホーローにマットなデザインが追加されたので、ショールームで見てきたレポートをしました。
- 口コミでネガティブな意見があったテカテカ感は一切ナシ
- ただしスポルテッドビーチなど木目調は至近距離でプリント感が出る
- 石柄のコンクリートダーク・ストーンロゼ・白磁は近くで見ても崩れない
- 薄型ワークトップは厚さ12㎜・レミュー専用。見切りの帯が入る
- ガラスパネルの黒縁は掃除の観点でも無くしてほしい
- BOSCH食洗機(45cm/60cm)も展示・選択可能
ホーローの丈夫さは魅力でしたが、テカテカ感が気になるなどの口コミが見られたので見事に改善されました!
ただし、この記事で一番言いたいのは 「柄は遠目と至近距離で別物」 ということです。カタログとWEBの写真は必ず遠目の絵になっているので、木目調を狙っている方こそショールームに足を運んでください。
ホーローキッチンの良さは口コミを頂いているのでぜひ併せてご覧ください。

今後はレミュー(最上位グレード)から販促価格帯(グランディア・トレーシア)への展開の広がりを期待します!
他社と迷っている方は、比較記事もどうぞ。

それではご覧いただきありがとうございました。

























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