タカラスタンダードキッチン(木製・オフェリア)の口コミは?
「タカラスタンダードのキッチンが良いって聞くけど、種類が多くて分からない…」
「インスタでおしゃれな人がよく使ってる“オフェリア”って、実際どうなの?」
「色の選択肢が多すぎて、どれが人気なのか、後悔しない選び方が知りたい!」
キッチン選びは、家づりのハイライトであり、同時に最も頭を悩ませるポイントの一つですよね。
その中でも、今、おしゃれな家づくりを目指す人々の間で絶大な人気を誇るのが、タカラスタンダードの「オフェリア」です。

なぜ今、オフェリアがこれほどまでに選ばれているのか?その答えは、まるでオーダーキッチンのような“デザインの自由度”と、それを支える圧倒的な“耐久性”、そして“価格設定の柔軟性”にあるんだ。
この記事では、実際にオフェリアを採用した3人の先輩施主さんの“正直な口コミ”をふんだんに交えながら、
- インスタで人気沸騰中の人気色(面材)TOP3
- オフェリアの心臓部「アイカ工業のメラミン化粧板」の秘密
- 後悔しないためのカップボードの選び方と基本寸法
- 実際に使って分かったリアルな後悔・デメリットポイント
まで、あなたがオフェリアについて知りたい情報の全てを、どこよりも詳しく、分かりやすく解説します。
ちなみに、オフェリアの価格設定や見積もりの取り方には少しコツが必要です。より深くオフェリアの全体像を知りたい方は、まずこちらの完全ガイドから読むのもおすすめです。

この記事を読めば、あなたのキッチン選びの迷いは、きっと確信に変わるはずです。
【色選び編】インスタで人気沸騰中!タカラスタンダード オフェリアの人気色TOP3

やっぱり一番気になるのは「色」よね!「タカラスタンダード オフェリア 色 人気」で検索してる人が一番多いみたいだし。
その通り!まずは、インスタグラムでも特に人気の高い、トレンドの面材カラーTOP3を、実際の施工事例とともに見ていきましょう。
第1位:JK-800C(マットなグレージュ系)

▲いちごさん(@ichigo_mama202020)邸。フィオレストーンとの組み合わせが美しい。

▲keyさん(@key.home9195)邸。ジュエルブラックの天板が空間を引き締めます。

▲よしさん(@yoshi_home_tokyo)邸。天板はガーネットパレスで間接照明を入れた木目の下がり天井が大変おしゃれです!
不動の人気No.1が、このマットな質感のグレージュ「JK-800C」です。
温かみのあるベージュと、洗練されたグレーが絶妙に混ざり合った色味は、どんなインテリアにも馴染み、空間全体を柔らかく、上質な雰囲気にしてくれます。
第2位:J-035C(コンクリート調)
コンクリートやモルタルを彷彿とさせる、無機質でスタイリッシュなデザイン。インダストリアルテイストやモダンな空間を目指す、おしゃれ上級者に絶大な人気を誇ります。
第3位:TYU2603C(木目調)
温かみのあるナチュラルな空間を演出する、定番の木目調。オフェリアは木目調のバリエーションも非常に豊富で、リアルな木の質感を再現したシートは、安っぽさを全く感じさせません。

実は、これらの美しい色の正体こそが、オフェリアが他のキッチンと一線を画す最大の秘密なんだ。
【深掘り解説】オフェリアの心臓部「アイカ メラミン化粧板」とは?

「タカラスタンダードといえば、頑丈な“ホーロー”じゃないの?」
そう思っている方も多いでしょう。しかし、オフェリアの扉はホーローではなく、木製です。

え、木製!?水や汚れに弱いんじゃないの…?

そこがポイント!オフェリアの表面には、「アイカ工業のメラミン化粧板」という、プロ御用達の最強素材が使われているんだ。
アイカ工業とは?建築のプロが絶大な信頼を寄せるブランド
アイカ工業は、化粧板の国内トップメーカー。そのメラミン化粧板は、店舗のカウンターや家具、壁材など、高い耐久性が求められる様々な場所で採用されています。
傷や熱、汚れに非常に強く、お手入れも簡単なのが特徴。オフェリアは、このプロ仕様の素材を、なんと約450種類もの中から自由に選べるのです。

(出典:アイカメラミン化粧板カタログ)
後悔しない!メラミン化粧板の選び方3つのコツ
- A4サンプルは必ず取り寄せる: 小さなサンプルと大きな面では色の印象が全く違います。気になる色は必ずA4サイズのサンプルを取り寄せ、実際のキッチンの場所で光の当たり方などを確認しましょう。
- 縦木目と横木目を間違えない: 木目調を選ぶ際は、木目の向き(縦か横か)で印象が大きく変わります。カタログの指示をよく確認しましょう。
- ショールームで実物を確認する: 最終的には、ショールームで大きな扉材サンプルを見て触れて、その質感を確かめることが最も重要です。
【カップボード&設計編】後悔しないオフェリアの“寸法”と“間取り”の黄金ルール
キッチンは、本体だけでは完成しません。
毎日使う食器棚(カップボード)とのバランス、そして使い勝手を左右する「寸法」と「間取り」。ここを疎かにすると、「おしゃれだけど、なんだか使いにくい…」という最大の“後悔”に繋がります。
【カップボード編】3つの“落とし穴”を回避して、完璧な統一感を出す方法
キッチン背面に置くカップボードは、LDKの印象を決定づける第二の主役。ここで失敗しないための3つのポイントをお伝えします。
① 面材は「揃える」のが大正解!

キッチン本体とカップボードの色、あえて変えて遊ぶのもおしゃれかなって思ったけど…。

上級テクニックだけど、失敗のリスクも高いんだ。一番簡単で、一番おしゃれに見える方法は、キッチンとカップボードの面材を全く同じものにすること。これだけで、空間全体に驚くほどの統一感が生まれて、まるで高級オーダーキッチンのような雰囲気になるよ。
迷ったら、同じ面材(例: JK-800C)で揃える。これが、後悔しないための黄金ルールです。
② 炊飯器の蒸気対策、「蒸気排出ユニット」は本当に必要?
家電収納スペースで気になるのが、炊飯器や電気ケトルから出る蒸気。高価な「蒸気排出ユニット(数万円のオプション)」を付けるべきか悩みますよね。
【結論】オフェリアなら、不要な可能性が高いです。

その理由は、タカラスタンダードの“魂”とも言える「ホーロー」にあるんだ。
オフェリアのカップボードは、家電を置くスペースの棚板の裏側が、標準でホーローになっています。
ホーローは、金属とガラスを結合させた素材で、湿気や熱にめちゃくちゃ強く、汚れも水拭きでサッと落ちるのが特徴。つまり、高価なユニットを付けなくても、棚板が蒸気で傷んだりカビたりする心配がほとんどないのです。これは他社にはない、大きなアドバンテージです。
③ 【富士住建ユーザー注意】ゴミ箱ワゴンの色が“白”しかない問題
これは意外な落とし穴です。
富士住建の標準仕様で付いてくるカップボード下のゴミ箱ワゴン。これがなんと、色が「白」一択なのです。

え、じゃあ、いちごさん邸みたいにキッチンを黒やグレーでかっこよくまとめた場合、ゴミ箱だけ白くて浮いちゃうってこと…?

その通り…。これは設計段階で知っておかないと、完成後に「えっ!?」ってなるポイントだね。気になる人は、ワゴンは付けずにオープンスペースにしてもらって、後からデザインに合うゴミ箱を自分で探す、という手もあるよ。
【設計編】“神は細部に宿る”。使いやすさを決める3つの数字
① キッチンの「高さ」は、あなたの肘で決める
オフェリアのキッチンの高さは、80cm~95cmまで選べます。
よく言われる目安は「身長 ÷ 2 + 5cm」ですが、一番良いのは、ショールームで実際にスリッパを履いて立ち、肘が自然に曲がる高さを見つけることです。高さが合わないと、毎日の洗い物で肩こりの原因になります。
② 通路幅は「90cm」を死守せよ
キッチン本体とカップボードの間の通路幅。ここが、キッチンの快適性を左右する最重要ポイントです。
- 最低80cm: 一人で作業するならギリギリ。
- 理想は90cm: 引き出しを開けても、後ろを人が通れる快適ライン。
- 100cm以上: 夫婦や親子で並んで料理をするなら、この広さが欲しい。
間取りの都合で狭くなる場合でも、「90cm」を一つの目標として、設計士さんと相談しましょう。
③ 【最重要】オフェリアには「コンセント」が付かない!
これが、オフェリアを選ぶ上で絶対に知っておかなければならない最大の注意点です。
安全上の理由から、タカラスタンダードのキッチンは、本体の側面や天板にコンセントを設置することができません。

ええっ!?じゃあ、キッチンでハンドミキサーとか使いたい時はどうするの?

そう、keyさんの口コミにもあったけど、一番近くの壁のコンセントから延長コードを引っ張ってくるしかないんだ。これが地味にストレスになる…。
【対策】
この“コンセント難民”にならないために、設計段階で必ず以下の対策をしてください。
- キッチンのすぐ横の壁に、調理家電用のコンセントを計画する。
- カップボードのカウンター部分に、コンセントを多めに設置する。
これを忘れると、せっかくのおしゃれなキッチンが延長コードだらけ…という悲劇に見舞われます。必ず、覚えておいてください。
【口コミ集】実際に使ってどう?3人の施主が語るオフェリアの“本音”
絶賛の声多数!“フィオレストーン”の高級感と機能性

やっぱり、オフェリアを選んだ人はみんなこれに惚れ込んでるわね!
【いちごさん】
フィオレストーンの高級感が最高です!
【keyさん】
木製ならオプション価格なしで側面もフィオレストーンがくるのでオシャレです♪
【よしさん】
なんと言ってもフィオレストーンの機能性、高級感です!
3人が口を揃えて絶賛するのが、タカラスタンダードオリジナルのクォーツストーン(高級人造石)「フィオレストーン」。
天然水晶の美しい輝きと、汚れや傷に非常に強い機能性を両立した、まさに理想の天板です。特に人気の「ジュエルブラック」は、光が当たるとキラキラと輝き、毎日キッチンに立つのが楽しくなります。
ここがイマイチ…リアルな後悔・デメリットポイント
- シンクのつなぎ目が汚れやすい(いちごさん&筆者)
フィオレストーンとステンレスシンクの境目に、どうしても水垢が溜まりやすいです。こまめな掃除が必要です。
いろパパトクラスのキッチンだと、シンクも人造大理石で一体成型だから、この悩みはないんだよね。どっちを取るか、悩ましいところだ…。
他のキッチンとの比較に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ。

家事らくシンクが選べない(よしさん)
タカラの他のシリーズで人気の多機能シンク「家事らくシンク」は、オフェリアでは選択できません。
標準仕様を外しても値下げがない(よしさん)
(富士住建の場合)標準の食洗機を外して海外製を入れても、その分の値引きはありません。これはハウスメーカー側のルールなので、オフェリア自体のデメリットではありませんが、注意が必要です。
まとめ:オフェリアは“自分だけのキッチン”を作りたい人に最高の選択肢
タカラスタンダード オフェリア。その魅力と注意点、お分かりいただけたでしょうか。
【オフェリアはこんな人におすすめ!】
- □ キッチンをインテリアの主役にしたい人
- □ 色やデザインをとことんこだわりたい人(450種類以上!)
- □ フィオレストーンの天板に一目惚れしてしまった人
- □ 既製品の価格で、オーダーキッチンのような自由度を求める人

選択肢が多い分、悩む時間も増えるかもしれない。でも、それは“自分だけの最高のキッチン”を作り上げるための、楽しい時間でもあるんだ。
オフェリアは、選ぶ工務店やオプションによって価格が大きく変わる、少し“価格が見えにくい”キッチンでもあります。後悔しないためには、見積もりの取り方にもコツが必要です。
そのあたりも含めたオフェリアの全てを解説した、こちらの【完全ガイド】もぜひ併せてお読みください。あなたのキッチン選びが、最高の体験になるはずです。

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