注文住宅に引っ越して一番面倒に感じたこと…それは照明スイッチのオンオフでした。
我が家のLDKは照明が4か所。しかもスイッチが動線から外れた位置にあり、出かけるたびに家の中を一周する羽目になっていました。

毎朝バタバタしてるのに、最後に「電気消した?」って戻るのが本当にストレスだったのよね。

で、アレクサ+SwitchBotで全部まとめて消す ようにしたら解決した。この記事はその全手順と、5年使って分かった落とし穴の話。
この記事のとおりに設定すると、「アレクサ、いってきます」の一言でLDKの照明がすべて消えるようになります。
結論:4つ買えば「一声で全消灯」はできる
先に、この記事で分かることをまとめます。
| 論点 | 結論 | 根拠 |
|---|---|---|
| 必要なもの | スマートスピーカー/スマート電球/ハブ/ボットの4つ+ネット回線 | 我が家の実構成 |
| 費用(2026年8月) | 同等構成で約29,600円 | Amazon実売価格の合計 |
| 費用(2021年当時) | 約20,000円 | 我が家の購入時 |
| 「シーン」作成 | 今は必須ではない | SwitchBot公式(アプリV9.0以降) |
| 先に壊れるもの | スマート電球(我が家は約2年半でネット接続不可) | 我が家の実測 |
| ボットの電池 | 公称は約600日/我が家は約1年で交換 | SwitchBot公式+我が家の実測 |
作業自体は半日あれば終わります。ただし途中でアプリを3つ行き来するので、順番を間違えると混乱します。そこだけ丁寧に書きます。
我が家のLDKは照明が4か所。何を何でつなぐか
個別の製品の話に入る前に、全体像から説明します。私はこれが分からなくて最初にハテナ?となりました。

アレクサで照明を消すには、アレクサから各機器へ指示が届く経路を用意する必要があります。
ネットにつながる照明(スマート電球など)はアレクサから直接操作できますが、ネットにつながらない普通の照明は、あいだに何かを挟まないと動きません。
照明のタイプ別・必要な機器
| 照明 | 操作方法 | 必要な機器 |
|---|---|---|
| シーリングファンライト(電球タイプ) | 電球そのものをスマート化 | スマート電球 |
| シーリングライト(リモコン付き) | 赤外線リモコンを再現 | SwitchBot ハブミニ |
| ダウンライト(壁スイッチのみ) | スイッチを物理的に押す | SwitchBot ボット(指ロボット) |

ポイントは “照明のタイプで必要な機器が変わる” ってこと。ここさえ分かれば買い物で迷わない。
我が家はこの3タイプが全部あったので、結果的に全部そろえることになりました。逆に言えば、照明が1タイプしかない家なら買うものは1つで済みます。
必要なもの4つと、2026年8月時点の価格
2021年に我が家がそろえたときは、ネット回線を別として約2万円で収まりました。
ただし現在は同じ構成を買い直すと金額が変わります。改めて調べ直しました。
| 機器 | 役割 | 価格(2026年8月26日時点) |
|---|---|---|
| Echo Show 5 第3世代 | 声を受ける本体 | 17,980円 |
| SwitchBot LED電球(E26) | 電球タイプの照明 | 1,780円 |
| SwitchBot ハブミニ(Matter対応) | 赤外線リモコンの代わり | 5,580円 |
| SwitchBot ボット | 壁スイッチを押す | 4,273円 |
| 合計 | ― | 約29,600円 |

え、当時より1万円も上がってるの?

上がったというより、当時うちが買ったEchoが安いモデルだった のが大きい。モニターなしのEchoを選べばここは下げられる。
① Amazon Echo|モニター付きを選んだ理由
声を受け取る本体です。我が家はモニター付き(Echo Show)を選びました。
理由は単純で、キッチンに置いて料理中にレシピ動画を流したかったからです。照明の一括操作をするだけなら、モニターなしの安いモデルでも機能は変わりません。
Echoは充電に対応していないため、コンセントに挿しっぱなしにする必要があります。設置場所を決めるときはここに注意してください。

② スマート電球|我が家が買ったMagic Hueは今は手に入らない
シーリングファンライトは電球タイプの照明なので、電球そのものをスマート電球に交換しました。

我が家が使ったのは「Magic Hue」というブランドの電球で、専用アプリ「Magic Home」で管理するタイプでした。
加えて、この電球は約2年半でネットにつながらなくなりました(照明としては点きます)。この話は記事の後半で詳しく書きます。
これから買うなら、ハブと同じSwitchBotでそろえたほうがアプリが1つで済んで楽です。こちらは我が家では未使用ですが、E26・調光調色という条件は同じものです。

あと、うち口径サイズを間違えて買っちゃったのよね。

変換ソケットを付ければ問題なかったけどね。買う前に E26かE17かだけは確認 しておいたほうがいい。
③ SwitchBot ハブミニ|シーリングライトを赤外線で操作する
SwitchBotのハブは、ネットにつながらない赤外線リモコンの家電を、ネット越しに操作できるようにする機械です。

我が家のシーリングライトは富士住建の標準仕様、PanasonicのHK9807です。リモコンが付いただけの普通のシーリングライトなので、この白い箱から赤外線を飛ばして操作します。
| 項目 | ハブミニの仕様 |
|---|---|
| 本体サイズ | 65 × 65 × 20 mm |
| 本体重量 | 36g |
| 電源 | DC 5V/1A(USB Type-C) |
| Wi-Fi | 2.4GHzのみ |
| 温湿度センサー | なし |
出典:SwitchBot ハブミニ 製品ページ(SwitchBot公式)/2026年8月26日確認
照明を消すだけならハブミニで十分です。温湿度も見たいならハブ2以上、という切り分けで問題ありません。
我が家が使っているのは2021年に買った旧ハブミニですが、そちらは現在Amazonで在庫切れのため、現行のMatter対応版を挙げています。赤外線リモコンをまとめる用途では、やることは変わりません。
④ SwitchBot ボット(指ロボット)|ダウンライトの壁スイッチを押す
ダウンライトは赤外線リモコンがありません。壁スイッチしか操作方法がないので、スイッチを物理的に押してもらうことになります。

この白い箱からニュッとアームが飛び出してスイッチを押してくれます。動くところは何度見ても面白いです。
| 項目 | ボットの仕様 |
|---|---|
| 本体サイズ | 43 × 37 × 24 mm |
| 本体重量 | 42g |
| アーム最大押下力 | 1.15kgf |
| アーム最大回転角 | 120° |
| 電源 | CR2電池 または 充電式 |
| 電池持ち | CR2タイプ:約600日/Chargeタイプ:フル充電で約6か月 |
出典:SwitchBot ボット 製品ページ(SwitchBot公式)/2026年8月26日確認

ただ 充電タイプはフル充電で約6か月、CR2タイプは約600日 。手が届きにくい場所なら電池タイプのほうが放っておける。
ネット回線は「安定していること」だけが条件
最後にネット回線です。我が家はauひかりを使っています。
当初は金額につられてNURO光を契約していたのですが、ときおり極端に遅くなる時間帯があり、乗り換えました。機器の初期不良はありましたが、交換後は安定して使えています。
設定手順:全体の流れは5ステップ
ここからが本番です。全体の流れは以下のとおりです。
- アプリを3つ入れる(アレクサ/スマート電球用/SwitchBot)
- スマート電球を登録する
- ハブミニを設置して、シーリングライトのリモコンを登録する
- ボットを壁スイッチに貼る
- アレクサ側でスキルを有効にし、定型アクションにまとめる

文字だけだと全然わからないけど…。

この先はスクショを全部出す。順番どおりに進めれば大丈夫。
事前準備:アプリを3つインストールする

スマート電球のアプリはメーカーによって変わります。我が家はMagic Hueの電球だったので「Magic Home」でしたが、SwitchBotの電球を買うならSwitchBotアプリ1つにまとまります。
インストール後、電球用アプリとSwitchBotはアカウント登録が必要です。あとでアレクサと連携するときに使うので、IDとパスワードは必ず控えておいてください。
STEP1:スマート電球を登録する
電球を取り付けて、アプリを起動するだけです。

アプリを起動すると電球との通信が始まるので、分かりやすい名前を付けて登録します。我が家は「リビング1」のように場所の名前で登録しました。

うちリビングだけで9個使ってるから、ここが一番めんどくさかった…。
名前は後から変えられますが、アレクサの音声認識に直結するので、聞き取りやすい短い名前にしておくと後が楽です。
STEP2:ハブミニを設置してリモコンを登録する
ハブミニをコンセントにつなぎ、壁に貼り付けます。

赤外線が届く場所に貼る必要があります。壁などで遮られると届きません。

ただし真正面である必要はなく、側面寄りに貼っても問題なく動きました。シーリングライトは受光範囲が広いようです。
設置できたら、SwitchBotアプリでリモコンを登録します。やることはハブミニに向かってリモコンのボタンを押すだけです。

ハブミニがセンサーで信号を感知し、リモコンとして登録されます。登録自体は簡単ですが、同封の説明書のほうが分かりやすく書いてあります。
STEP3:ボットを壁スイッチに貼る
ボットはスイッチの横にペタッと貼るだけです。

封を開けて絶縁シートを抜けば、あとは勝手にアプリが認識してくれます。工具は不要です。
画像のとおり、黒いツメがにゅっと出てきてスイッチを押します。押下力は1.15kgfなので、よほど固いスイッチでなければ問題ありません。
STEP4:「シーン」は今は必須ではない
ここが、この記事を書いた当時からいちばん大きく変わった部分です。

当時は、SwitchBotで操作する機器をアレクサから呼ぶために「シーン」を作らないと指示が出せませんでした。ボットの詳細設定で「クラウドサービス」をONにする手順も必要でした。
SwitchBotアプリV9.0から、クラウドサービスを手動で有効にする必要がなくなります(クラウドサービス項目自体が削除されました)。ボットをハブ製品の近く(Bluetooth範囲内)に置けば、自動的にハブと接続されます。
ボットとAmazon Alexa (アマゾンアレクサ)の連携方法(SwitchBot公式サポート)より/2026年8月26日確認
つまり現在は、スキルを連携すればボットやリモコンがアレクサ側に自動で同期されます。1つずつ消すだけなら、シーンを作らなくても操作できます。

じゃあ、あの面倒だったシーン作りはもう要らないの?

“照明を1つ消す”ならね。ただ 複数をまとめて消すには結局まとめ役が要る 。それを次のアレクサ側の定型アクションでやる。
SwitchBotアプリ側でシーンを作る方式も今も使えます。参考までに当時の画面を残しておきます。

シーリングライトなら手動実行・ダイニングオフ、ダウンライトなら手動実行・ボット押すという組み合わせで作ります。


アレクサ側:スキルを入れて定型アクションを作る
ここまでの作業と、これからの作業を1枚にまとめるとこうなります。

ここからはスマホアプリ「Amazon Alexa」を起動して、その中で作業します。
① スキル「SwitchBot」を有効にする
Alexaアプリを起動し、メニュー下の「その他」から「スキル・ゲーム」をタップします。

画面右上の検索マークから、使っているサービス名(我が家の場合は「SwitchBot」と「MagicHome」)をそれぞれ検索します。


「有効にして使用する」をタップし、控えておいたIDとパスワードでアカウントを連携します。連携が終わると、Alexaアプリが自動でデバイスを検出して同期します。
この手順はSwitchBot公式サポートの連携手順(V9.0以降)と同じ流れです(2026年8月26日確認)。
② 定型アクションに照明をまとめる
あと一息です。最後に「定型アクション」を作ります。

同じく「その他」から定型アクションを選び、アクションとして「リビングを消す」「シーン ダイニングを消す」「シーン キッチンを消す」を並べて追加します。
ここが“まとめ役”です。照明の数だけアクションを積んでおけば、一声で全部が順番に消えます。
③ 掛け声を決める|「いってきます」は挨拶とかぶる
実行条件で「アレクサ、○○して」の○○にあたる掛け声を決めれば完了です。
我が家は「アレクサ、いってきます」でLDKの照明がすべて消えるようにしています。ただしこの言葉は、アレクサが標準で「いってらっしゃい」と挨拶を返すことがあります。

挨拶だけ返ってきて、電気が消えないのよね。

なので 標準の挨拶とかぶらない言葉 にするのが正解。「でかけるよ」とか「ぜんぶ消して」とか。
5年使って分かった落とし穴3つ
導入したのが2021年なので、そこそこ長く使っています。買う前に知っておきたかったことを3つ書きます。
落とし穴①:先に壊れるのはスマート電球だった
我が家のスマート電球は、約2年半でネットにつながらなくなりました。照明としては今も点きます。つまり「ただのLED電球」に戻った状態です。
ハブもボットも生きているのに、電球だけが先に脱落しました 。
LED電球そのものの寿命は一般に長いとされますが、スマート電球で先に来るのは通信部分の寿命でした。ここは覚悟しておいたほうがいいです。
落とし穴②:ボットの電池は公称より早く切れた
ボットはCR2という電池で動きます。購入時に1本付属しています。

公式の仕様では約600日(およそ1年8か月)とされていますが、我が家は1年ほどで切れました。1日に何度も押していれば当然そうなります。

使用回数で変わるから、公称値はあくまで目安。 年に1回は交換するつもりでいたほうがいい 。
価格は1本595円でした(2026年8月26日時点)。以前この記事には「1本400円くらい」と書いていましたが、現在は上がっています。
▼ 電池切れで後悔した話は、こちらでも書いています。

落とし穴③:物理スイッチは「押す」と「切り替える」が違う
ボットには「押す」モードと「スイッチ」モードの2つがあります。
| モード | 動き | 向いているもの |
|---|---|---|
| 押す | 1回押して戻る | 押しボタン式のスイッチ、炊飯器など |
| スイッチ | オン・オフを切り替える | 上下に倒すタイプのスイッチ |
出典:SwitchBot ボット 製品ページ(SwitchBot公式)/2026年8月26日確認
我が家のダウンライトは押しボタン式なので「押す」モードです。壁のタッチパネル式スイッチには対応しませんので、そこだけは買う前に自宅のスイッチを見てください。

うちのスイッチ、どっちだったっけ?

指で押して“カチッ”と戻るなら押すモード。倒れたままなら切り替えモード。 触ってみればすぐ分かる 。
まとめ:大変だけどやる価値はある
ここまで長かったですね。お疲れさまでした。今回の記事をまとめます。
- 必要なのはスマートスピーカー・スマート電球・ハブ・ボットの4つ
- 照明のタイプで必要な機器が決まる(電球/赤外線リモコン/壁スイッチ)
- 2026年8月時点の同等構成は約29,600円
- SwitchBotの「シーン」は今は必須ではない(公式サポート)
- まとめ役はアレクサの定型アクションが担う
- 掛け声は標準の挨拶とかぶらない言葉にする
- 先に壊れるのはスマート電球(我が家は約2年半)
この流れをつかんでおくと、照明以外の家電も同じやり方でまとめられます。我が家はエアコン・テレビも同じ掛け声に載せています。

うちは「いってきます」でエアコン・照明・テレビが全部消える。 戻って確認する時間がゼロになった のが一番の効果だった。
▼ SwitchBotのセンサーを使って、24時間換気の寒さ対策をした話もあります。

わからないことがあれば、インスタグラムやコメント・お問い合わせからご連絡ください。それではご覧いただきありがとうございました。

























































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