キッチンと食洗機面材のラインを揃えたい…面材パネルの計算方法を伝授!
「おしゃれなキッチンにしたいけど、結局どの色が良いんだろう…」
「インスタで見るような、生活感のないキッチンってどうやって作るの?」
家づくりやリフォームの中心となるキッチン選び。選択肢が無限にあるからこそ、多くの人が「キッチン迷子」になってしまいますよね。
もしあなたが今、そんな状態なら、僕からの提案は一つです。
「答えは“グレー”と“細部”にあります」と。

今、最もトレンドで、どんなインテリアにも馴染み、そして何より“高級感”を演出できるのがグレーキッチンなんだ。でもね、ただ扉の色をグレーにするだけじゃ、まだ70点。

え、そうなの?じゃあ、残りの30点はどこで決まるのよ?

それは、“食洗機の面材”のような、神は細部に宿る、というディテールへのこだわりさ。
この記事を読めば、憧れのグレーキッチンを実現し、さらに食洗機の扉ラインまで完璧に揃えるという、ワンランク上のおしゃれキッチンを作るための全知識が手に入ります。
僕自身がタカラスタンダードのキッチンに、ボッシュの食洗機を施主支給した際の、リアルな計算方法や手順も全て公開します!
第1章:なぜ今「グレーキッチン」が人気なのか?後悔しない色の選び方

白の清潔感と、黒の重厚感。その両方の“良いとこ取り”をしたのがグレーキッチンです。汚れが目立ちにくく、飽きがこない。そして何より、空間全体を洗練された落ち着いた雰囲気にしてくれます。
失敗しない!グレーキッチンのためのカラーコーディネート術
グレーと一口に言っても、その濃淡で印象は大きく変わります。
- ライトグレー: 空間を広く明るく見せたい場合に最適。北欧テイストやナチュラルモダンに。
- ミディアムグレー: 最もバランスが良く、失敗しにくい王道カラー。
- ダークグレー: 高級感を最優先するならコレ。ただし、圧迫感が出ないよう床や壁の色とのバランスが重要。

うちは床も壁も明るい色だから、キッチンは少し濃いめのグレーで引き締めるのが良さそうね!
実例紹介:我が家のタカラスタンダード オフェリア・グレーキッチン
我が家が選んだのは、タカラスタンダードの「オフェリア」。その理由は、デザインの自由度が非常に高かったからです。
オフェリアは、扉の面材をアイカ工業の豊富なメラミン化粧板から選べるため、理想通りのグレーを見つけることができました。
タカラスタンダードといえば「ホーロー」のイメージが強いですが、このオフェリアは木製キッチン。しかし、表面のメラミン化粧板が非常に頑丈で、5年以上使った今でも傷一つなく、油汚れもサッと拭き取れます。「タカラスタンダード オフェリア 後悔」という声はほとんど聞かず、僕自身も大満足しています。
タカラスタンダードのキッチン(オフェリア)の評判や人気の色については、こちらの記事で詳しく解説しています。

第2章:キッチンの“顔”を揃える。食洗機面材の計算方法【完全ガイド】

さて、ここからがこの記事の核心だ。せっかくの美しいグレーキッチン。食洗機の部分だけデザインが違うなんて、絶対に許せないだろう?
キッチンを正面から見たとき、収納扉と食洗機の扉の下のラインが一直線に揃っている。この“ライン揃え”こそが、キッチンをオーダーメイド品のように見せる、最も重要なテクニックなのです。

【最重要】図面は信じるな!収納扉の“実測”こそが正義
「面材のサイズって、キッチンの図面から計算するんじゃないの?」
僕も最初はそう思っていました。天板の厚さが30mmで、巾木の高さが…と、必死に計算しました。しかし、それは大きな間違いでした。

そうなのよ!キッチンの天板と引き出しの間には、図面に載っていない“謎の隙間”が数ミリ存在するの!

この罠にハマると、計算が絶対に合いません。
では、どうすればいいのか?答えは驚くほどシンプルでした。
結論:ショールームで、実際の「収納扉の長さ」をメジャーで測る!
これだけです。僕は恥をしのんで、タカラスタンダードのショールームのお姉さんに「すみません、ここの扉の長さ、測ってもらえませんか…?」とお願いしました。その結果、695mmという黄金の数字を手に入れたのです。

実はこのラインを揃えることができるキッチンには限りがあります。LIXILのリシェルやパナソニックのラクシーナは収納扉の関係上ぼこぼことしたラインになってしまいます。
この計算式さえあればOK!ミーレもボッシュも怖くない
一度、基準となる「収納扉の長さ」さえ分かってしまえば、あとは簡単です。
収納扉の長さ(695mm) - 操作パネルの高さ = 食洗機に必要な面材サイズ
この計算式は、ボッシュだろうがミーレだろうが、どのメーカーの食洗機にも応用できます。操作パネルがない「フルドアタイプ」なら、そのまま収納扉と同じ長さの面材を用意すればOK。
複雑な図面とのにらめっこは、もう必要ありません。
第3章:「施主支給」で理想の食洗機を手に入れる。やり方とトラブル回避術

面材の計算方法が分かれば、次は食洗機本体を手に入れる番だね。ハウスメーカー経由だと選べる機種が限られるから、僕たちみたいに「施主支給」を選ぶ人も多いんだ。
施主支給とは、自分で購入した設備を、ハウスメーカーや工務店に取り付けてもらう方法。コストを抑え、理想の機種を選べるメリットがありますが、トラブルを避けるための知識も必要です。
海外食洗機比較:ミーレ vs ボッシュ、どっちを選ぶ?
海外製食洗機の二大巨頭、ミーレとボッシュ。どちらも日本製とは比較にならない洗浄力を誇りますが、どちらを選ぶべきか悩みますよね。
- ミーレ: 「食洗機の王様」。洗浄力、静音性、ブランド力すべてが最高峰。ただし価格も最高峰。
- ボッシュ: ミーレに匹敵する性能を持ちながら、価格は少し抑えめ。コスパの高さが魅力。
「ミーレ 食洗機 デメリット」で検索すると価格の高さが、「ボッシュ 食洗機 後悔」で検索すると「やっぱりミーレにすれば良かった」という声が稀に出てきます。どちらを選んでも満足度は高いですが、予算とブランドへの憧れで決めると良いでしょう。
我が家はコスパを重視してボッシュを選びましたが、5年間ノントラブルで、その性能には大満足しています。

より詳しい比較やデメリットについては、こちらの記事で徹底解説しています。

サイズ選び:「45cm vs 60cm」論争に終止符を打つ
結論から言います。キッチンスペースが許すなら、絶対に60cmを選んでください。
「大は小を兼ねる」ということわざは、食洗機のためにあると言っても過言ではありません。4人家族の我が家でも、週末にまとめて調理すると45cmではパンパンになります。「あと15cmあれば…」と思うシーンは非常に多いです。
故障・寿命は?長く使うための注意点
ビルトイン食洗機の寿命は約10年と言われています。海外製だからといって、特別壊れやすいわけではありません。
故障を防ぎ、長く使い続けるコツは「定期的なフィルター掃除」と「正しい使い方」。これに尽きます。
食洗機の正しい掃除方法や使い方については、こちらの【食洗機の教科書】で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ:ディテールにこだわって、あなただけの“最高のキッチン”を

おしゃれなグレーキッチンの作り方から、そのディテールを完璧に仕上げるための食洗機面材の計算方法まで、僕の知識と経験を全て詰め込みました。

なんだか、すごく大変そうだけど…でも、そこまでこだわったからこそ、毎日キッチンに立つのが楽しくなるのよね。

その通り!おしゃれなキッチン作りは、細部へのこだわりの積み重ねなんだ。この記事が、あなたの理想のキッチンを実現するための一助となれば、これほど嬉しいことはないよ。
あなただけの最高のキッチン作り、心から応援しています!
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