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【食洗機対応表2025年版】哺乳瓶・ステンレス・アルミ・九谷焼・テフロン・ストウブ…洗える?洗えない?徹底解説!

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もう迷わない!食洗機対応表~哺乳瓶、ステンレス、アルミ、九谷焼、フッ素加工、テフロン加工、ソーダガラス、ストウブなど…徹底解説~ 家具家電・インテリア
もう迷わない!食洗機対応表~哺乳瓶、ステンレス、アルミ、九谷焼、フッ素加工、テフロン加工、ソーダガラス、ストウブなど…徹底解説~

こんにちは、いろパパです!
毎日の食器洗いから解放してくれる魔法の箱、食洗機(食器洗い乾燥機)!一度使ったら、もう手放せないという方も多いのではないでしょうか?我が家も、BOSCH(ボッシュ)の食洗機を導入してからというもの、夫婦喧嘩の原因の一つだった「今日の洗い物はどっちがやる?」問題が完全に消滅しました(笑)。

いろママ
いろママ

本当に食洗機さまさまよね!でも、一つだけ悩みがあって…。このお皿、食洗機に入れても大丈夫かしら?このお鍋は?って、いちいち迷っちゃうのよ。お気に入りの食器をダメにしちゃったらショックだし…。

いろパパ
いろパパ

うんうん、その気持ち、すごくよく分かる!食洗機は万能じゃないからね。素材によっては、変色したり、傷がついたり、コーティングが剥がれたり…なんて悲劇も起こりうるんだ。

そこでこの記事では、2025年6月現在の最新情報も踏まえつつ、皆さんから特に質問が多い代表的な素材について、

  • 食洗機で洗える?洗えない?(〇△×で判定!
  • もし洗うなら、どんな点に注意すればいい?(洗い方のコツ
  • そもそも、その素材ってどんな特徴があるの?

などを、食洗機対応表と共に徹底的に解説していきます!海外製のBOSCHやガゲナウでも、パナソニックやリンナイなどの国内製食洗機でも、基本的な考え方は同じですよ。
この記事を読めば、あなたも「食洗機マイスター」になれるかも!?大切な食器や調理器具を長く愛用するために、ぜひ最後までお付き合いください!

  1. 食洗機に入れる前に!知っておきたい基本の「キ」
  2. 【素材別】もう迷わない!食洗機対応まるわかり表(2025年版)
  3. 【素材別】もっと詳しく!洗い方のコツと注意点
    1. ステンレス製品:基本はタフ!でも「もらいサビ」と「金メッキ」に注意!
    2. 哺乳瓶:耐熱温度と素材が命!小物は専用ケースで迷子防止!
    3. 九谷焼など色絵陶磁器:美しさを守るなら「手洗い」が原則!
    4. フッ素加工・テフロン加工フライパン:食洗機対応でも「優しさ」が鍵!
    5. プラスチック製品:耐熱温度と「食洗機OK」マークが合言葉!
    6. ソーダガラス・クリスタルガラス:透明感を保つには?繊細さを見極めて!
    7. アルミ製品:黒ずみ注意!食洗機とは相性最悪!?
    8. 銅製品:美しい輝きを保つなら手洗い一択!
    9. ストウブなど鋳物ホーロー鍋:メーカー非推奨!美味しさを守るためにも手洗いを
    10. 木製品(漆器・竹製品など):水分と乾燥が大敵!温もりは手洗いで守ろう
  4. まとめ:食洗機と上手に付き合って、大切な食器と快適な毎日を手に入れよう!
  5. あわせて読みたい!食洗機ライフをもっと快適にするお役立ち記事
    1. ◆ 食洗機対応の調理器具を選ぼう!
    2. ◆ 憧れの海外製食洗機!BOSCH情報
    3. ◆ 理想のキッチンを実現するために
  6. こんな人に読んでほしい!
  7. 食洗機を使う前に…知っておきたいこと
  8. 素材別!食洗機対応表
  9. 食洗機を使う際の注意点
  10. まとめ:食洗機と上手に付き合って、家事をもっと楽に!

食洗機に入れる前に!知っておきたい基本の「キ」

まず、具体的な素材の話に入る前に、食洗機を上手に使うための基本的なポイントをいくつか押さえておきましょう。

  • 食器の入れ方:
    • 予洗い: ひどい油汚れやご飯粒などの固形物は、サッと水で流すか、ゴムベラなどで取り除いておきましょう。食洗機のフィルター詰まりを防ぎ、洗浄効果もアップします。
    • 向きと配置: 汚れた面がノズルからの水流にしっかり当たるように、食器の向きを考えて配置します。食器同士が重なり合わないように、適切な間隔を空けるのがコツ。
    • 小物は専用ケースへ: 箸やカトラリー、水筒のパッキンなどの小物は、食洗機内の水圧で飛ばされてしまうことがあるので、専用の小物ケースやカトラリーバスケットに入れましょう。
  • 洗剤の選び方:
    • 必ず食洗機専用洗剤を使用してください。手洗い用の中性洗剤を使うと、泡が立ちすぎて故障の原因になることがあります。
    • 粉末、液体、タブレットなど種類がありますが、洗浄力や溶け残りやすさ、コストなどを比較して、ご家庭に合ったものを選びましょう。
  • 乾燥方法:
    • 食洗機には乾燥機能が付いていますが、高温で乾燥させるため、熱に弱いプラスチック製品などは変形してしまう可能性があります。心配なものは、洗浄が終わったらすぐに取り出して自然乾燥させるか、食洗機の「送風乾燥」や「低温乾燥」コースを選びましょう。
    • ガラス製品などは、乾燥後に水滴の跡(ウォータースポット)が残ることがあります。気になる場合は、食洗機専用のリンス剤を使用すると、仕上がりがキレイになりますよ。
  • 食洗機のお手入れ:
    • 食洗機自体も、定期的なお手入れが必要です。残さいフィルターの掃除はこまめに。月に一度程度は、食洗機庫内クリーナーを使って庫内を洗浄すると、ニオイや水垢を防ぎ、長く清潔に使えます。
いろパパ
いろパパ

これらの基本を押さえておくだけで、食洗機の洗浄効果も上がるし、食器や食洗機本体の寿命も延びるからね。安く購入できるから我が家もリンス剤などはamazonの定期おとく便を利用しているよ。面倒くさがらずに実践しよう!

【素材別】もう迷わない!食洗機対応まるわかり表(2025年版)

それでは、お待たせしました!気になる素材別に、食洗機で洗えるかどうか、注意点などをまとめた対応表です。
(〇:基本的にOK、△:注意が必要・条件付きOK、×:原則NG)

素材/アイテム食洗機注意点・洗い方のコツ素材の特徴
ステンレス製品全般金メッキ・特殊塗装品は変色・剥がれ注意。ナイフ類は刃こぼれリスクあり。サビ防止のため、洗浄後は早めに取り出し乾燥を。錆びにくく丈夫、耐久性が高い。
哺乳瓶【最重要】耐熱温度とメーカー指示を必ず確認! ガラス製や耐熱性の高いプラスチック製(PPSUなど)で「食洗機対応」表示があればOK。乳首・キャップは小物ケースへ。煮沸消毒が別途必要な場合も。熱に弱いプラスチックは変形リスク大。
陶磁器(一般的なもの)割れやすい薄手のもの、繊細な絵付けのものは注意。他の食器とぶつからないように配置。日常使いの食器として広く使われる。
九谷焼・有田焼など色絵磁器×原則手洗い推奨! 上絵付け、金彩・銀彩は剥がれや変色のリスク大。自己責任で洗うなら「低温・短時間コース」、他の食器と離し、洗剤も中性寄りのものを。鮮やかな色絵や金彩が美しい日本の伝統工芸品。
フッ素加工・テフロン加工「食洗機対応」表示があっても、高温洗浄はコーティングの劣化を早める可能性大。 低温コースを選び、研磨剤の強い洗剤は避ける。長持ちさせたいなら手洗いがベター。食材がくっつきにくくお手入れ簡単。
プラスチック製品全般【最重要】耐熱温度と「食洗機対応」表示を確認! 耐熱温度が低いものは変形・変質リスク。軽いものは水圧で飛ばされないよう、重しをするか網で押さえる。BPAフリーなど安全性も確認。軽くて割れにくいが熱に弱い。
シリコン製品比較的高温に強く、食洗機OKなものが多い。ただし、油汚れが吸着しやすい性質があるので、油っぽいものを洗った後はベタつきが残ることも。柔軟性があり、耐熱・耐冷性に優れる。
ガラス製品(ソーダガラス)薄いグラス、繊細なカットガラス、金縁・銀縁付きは手洗い推奨。水垢防止にリンス剤の使用や、洗浄後すぐに拭き上げると良い。透明度が高く比較的安価。
クリスタルガラス×原則手洗い推奨! アルカリ性の強い食洗機用洗剤で白く曇る(アルカリ焼け)可能性。衝撃にも弱く割れやすい。鉛を含むことで輝きと透明度が高い高級ガラス。
アルミ製品(鍋・ケトルなど)×原則手洗い推奨! 食洗機用洗剤のアルカリ成分で黒ずみ・変色・腐食する。アルマイト加工品も変色リスクあり。軽くて熱伝導が良い。
銅製品×原則手洗い推奨! アルミと同様、アルカリ洗剤で変色・変質しやすい。熱伝導が非常に良く、抗菌性もある。
鋳物ホーロー鍋(ストウブ、ル・クルーゼなど)×メーカーは基本的に食洗機使用を推奨していません! ホーローの剥がれ、錆、縁のシーズニングが取れる原因に。どうしても…という場合も自己責任で。熱伝導・保温性に優れ、食材の旨味を引き出す。
木製品(漆器、お椀、箸、まな板など)×原則手洗い推奨! 水分を吸って変形・ひび割れ・カビの原因に。漆は剥がれる。竹製品も同様。食洗機対応の木製風プラスチック製品と混同しないように。自然の風合いが魅力だが、水分や乾燥に弱い。
メラミン食器比較的丈夫で食洗機OKなものが多いが、製品による。耐熱温度を確認し、高温乾燥は避けた方が無難。長期間の使用でツヤが失われたり、絵柄が薄れたりすることも。軽くて割れにくく、子供用食器にも多い。
いろママ
いろママ

こうして見ると、意外と「△」や「×」が多いのね…。やっぱり、なんでもかんでも食洗機にポイッ!てわけにはいかないのね。

いろパパ
いろパパ

そうだね。特にデリケートな食器や、高価な調理器具は、基本的には手洗いする方が長持ちするし安心だよ。でも、「食洗機対応」と明記されていて、かつ注意点を守れば、多くのものが食洗機の恩恵を受けられるからね!

ちなみに、私の場合は「普段使いのものは、食洗機に入れてダメになったら諦めて買い替える!」という、ちょっとズボラな割り切りスタイルも一部取り入れています(笑)。もちろん、大切な頂き物や作家さんの器は丁寧に手洗いしていますよ!

【素材別】もっと詳しく!洗い方のコツと注意点

対応表だけでは伝えきれない、各素材の洗い方のコツや、より詳しい注意点を解説していきます。

ステンレス製品:基本はタフ!でも「もらいサビ」と「金メッキ」に注意!

ステンレス製のカトラリーやお鍋、ボウルなどは、食洗機の強い味方!基本的にはガンガン洗っても大丈夫です。
ただし、いくつか注意点があります。

  • 金メッキや特殊な塗装が施されたもの: 変色したり、メッキや塗装が剥がれたりする可能性があります。製品の取扱説明書を確認し、手洗いが推奨されている場合はそれに従いましょう。
  • ナイフ類: 他の食器とぶつかって刃こぼれしたり、食洗機庫内を傷つけたりする可能性があります。また、高温で刃の焼きが戻って切れ味が鈍るという説も(真偽は不明ですが)。専用のナイフホルダーがあるか、手洗いするのが無難です。
  • もらいサビ: ステンレス自体は錆びにくいですが、他の金属製品(アルミなど)から出たサビが付着する「もらいサビ」には注意が必要です。食洗機に入れる前に、他の金属製品と分けておくか、サビやすいものは入れないようにしましょう。
  • 水滴跡: 洗浄後、水滴が残ったまま乾燥すると白い跡がつくことがあります。気になる場合は、食洗機用リンス剤を使ったり、乾燥が終わったらすぐに取り出して布巾で拭いたりするとキレイに仕上がります。

哺乳瓶:耐熱温度と素材が命!小物は専用ケースで迷子防止!

赤ちゃんの口に直接触れる哺乳瓶は、衛生面が特に気になりますよね。食洗機で洗えると本当に助かりますが、ここでも注意が必要です。

いろママ
いろママ

うちの子(もうすぐ3歳)が赤ちゃんの時、哺乳瓶の消毒が本当に大変だったのよ…。食洗機で洗えたら、どんなに楽だったか…。

  • 【最重要】耐熱温度の確認! 哺乳瓶本体や乳首、キャップなどのパーツには、それぞれ耐熱温度が記載されています。食洗機の洗浄・乾燥温度が、その耐熱温度を超えていないか必ず確認しましょう。一般的に、食洗機の高温洗浄は約60℃~80℃、乾燥時はさらに高温になることがあります。
  • 素材による違い:
    • ガラス製哺乳瓶: 比較的高温に強く、食洗機対応のものが多いです。ただし、衝撃で割れる可能性もあるので、他の食器とぶつからないように注意して配置しましょう。
    • プラスチック製哺乳瓶: PPSU(ポリフェニルサルホン)やPES(ポリエーテルサルホン)といった耐熱性の高いプラスチックで作られたもので、「食洗機対応」と明記されていれば使用可能です。安価なポリプロピレン(PP)製などは変形しやすいので避けましょう。
    • シリコン製乳首・パッキン: 比較的食洗機OKなものが多いですが、これも耐熱温度とメーカー指示を確認してください。油汚れが残りやすい場合もあります。
  • 小物パーツの洗い方: 乳首、キャップ、フードなどの細かい部品は、食洗機の水圧で庫内で飛ばされてしまい、うまく洗浄できなかったり、ヒーター部分に落ちて溶けたりする危険性があります。必ず、食洗機用の小物洗いバスケットやネットに入れて洗いましょう。
  • 消毒との使い分け: 食洗機での洗浄は「汚れを落とす」のが主目的であり、完全な「滅菌・消毒」とは異なります。特に新生児期など、高いレベルの消毒が必要な場合は、食洗機洗浄後に別途、煮沸消毒や薬液消毒、電子レンジ消毒などを行う必要があるか、医師やメーカーの指示に従ってください。

九谷焼など色絵陶磁器:美しさを守るなら「手洗い」が原則!

九谷焼、有田焼、京焼・清水焼など、日本の伝統的な色絵陶磁器。その美しい絵付けや金彩・銀彩は、食卓を華やかに彩ってくれますよね。
しかし、これらのデリケートな食器は、食洗機の使用は原則としてNGと考えた方が良いでしょう。

いろパパ
いろパパ

お気に入りの九谷焼の器、食洗機で洗ったら絵がかすんで、金の部分が黒ずんじゃった…なんてことになったら、立ち直れないよね…。

  • なぜNGなの?
    • 上絵付けの剥がれ・色落ち: 食洗機の高温・高圧な水流と、強力なアルカリ性洗剤は、繊細な上絵付け(釉薬をかけた後に絵付けをする技法)を剥がしたり、色を褪せさせたりする原因になります。
    • 金彩・銀彩の変色・剥がれ: 金や銀を使った装飾は、特に洗剤の成分や摩擦に弱く、輝きを失ったり、剥がれたりしやすいです。
    • 貫入(かんにゅう)への影響: 陶器の表面にある細かいヒビ模様(貫入)に洗剤成分が入り込み、シミや劣化の原因になることも。
  • どうしても食洗機で洗いたい場合の「自己責任」コース(非推奨): もし、どうしても食洗機を使いたいという場合は、以下の点に注意し、あくまで「自己責任」で行ってください。大切な器をダメにしてしまうリスクがあることを十分に理解した上で判断しましょう。
    • 低温コース」「手洗いコース」「デリケート食器コース」など、水温が低く、水圧も弱いコースを選ぶ。
    • 食洗機用洗剤も、中性寄りのものや、デリケート食器対応と表示されたものを選ぶ。
    • 他の食器と絶対にぶつからないように、ゆとりをもって配置する。 可能であれば、その器だけを単独で洗う。
    • 乾燥機能は使わず、洗浄が終わったらすぐに取り出して自然乾燥させる。

高価なものや、思い出の詰まった大切な和食器は、やはり愛情を込めて手洗いするのが一番です。

フッ素加工・テフロン加工フライパン:食洗機対応でも「優しさ」が鍵!

「食材がくっつきにくくてお手入れ簡単!」なフッ素加工(テフロン加工はその一種)のフライパンやお鍋。これも食洗機で洗えたら便利ですよね。
最近は「食洗機対応」を謳った製品も増えてきましたが、ここにも注意点があります。

  • 「食洗機対応」表示でも油断は禁物!
    「食洗機対応」と書かれていても、高温・高圧の水流や強力な洗剤は、フッ素コーティングにダメージを与え、徐々にその効果を弱めてしまう可能性があります。
  • 長持ちさせるコツ:
    • 低温コースを選ぶ: 可能であれば、水温が比較的低いコースを選びましょう。
    • 研磨剤の入った洗剤は避ける: 強力な研磨剤はコーティングを傷つける原因になります。
    • 予洗いをしっかり: こびり付いた食材カスなどをそのまま入れると、洗浄時にコーティングを傷つける可能性があります。サッと汚れを落としてから入れましょう。
    • 手洗いとの併用も効果的: 普段は優しく手洗いし、時々食洗機で念入りに洗う、といった使い分けもコーティングを長持ちさせる一つの手です。
    • 金属製のヘラやタワシは絶対NG! これは食洗機に入れる以前の問題ですね。

いろママ
いろママ

やっぱり、フッ素加工のフライパンは消耗品って割り切って、なるべく寿命を延ばせるように優しく扱うのが大切なのね。


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プラスチック製品:耐熱温度と「食洗機OK」マークが合言葉!

軽くて割れにくく、子供用食器や保存容器(タッパー)などにも多用されるプラスチック製品。これも食洗機で洗えると助かりますが、種類によっては注意が必要です。

  • 【最重要】耐熱温度の確認!
    プラスチックには様々な種類があり、耐熱温度も異なります。製品の底やパッケージに記載されている耐熱温度を確認し、食洗機の洗浄・乾燥温度がそれを下回っていることを必ず確認しましょう。耐熱温度が低いものを入れてしまうと、歪んだり、溶けたり、有害物質が溶け出す可能性も!
  • 「食洗機使用可」の表示を確認!
    耐熱温度が高くても、形状や素材の特性から食洗機に向かないものもあります。必ず「食洗機OK」のマークや表示があるものを選びましょう。
  • 軽いものは水圧でひっくり返る! 特に軽いプラスチック製のコップやお弁当箱の蓋などは、食洗機の強力な水圧で庫内でひっくり返ったり、飛ばされたりして、うまく洗浄できないことがあります。
    • 対策: 他の重い食器で押さえる、食洗機用の小物ネットに入れる、シリコン製の網などで上から押さえる、などの工夫をしましょう。
  • BPAフリーなど安全性もチェック!
    特に子供用の食器やお弁当箱は、「BPAフリー(ビスフェノールAを含まない)」など、安全性が確認された製品を選ぶと安心です。
  • タッパーの蓋の歪みに注意!
    タッパーの本体は食洗機OKでも、蓋はNG、あるいは低温コースのみOKという場合があります。無理に入れると歪んで閉まらなくなることがあるので要注意!

ソーダガラス・クリスタルガラス:透明感を保つには?繊細さを見極めて!

普段使いのコップやグラスに多いソーダガラス。そして、特別な日に使いたい輝きの美しいクリスタルガラス。これらのガラス製品も、食洗機で洗えるのでしょうか?

  • ソーダガラス(一般的なガラスコップなど):〇 ほぼOK! 丈夫で比較的安価なソーダガラス製品の多くは、食洗機で問題なく洗えます。
    • 注意点:
      • 薄手のグラスや繊細な装飾(カットガラスなど)のあるものは、他の食器とぶつかって割れたり欠けたりするリスクがあるので、手洗いがおすすめです。
      • 金縁・銀縁付きのグラスは、金や銀が剥がれたり変色したりする可能性があるので、手洗いしましょう。
      • 水垢(ウォータースポット)対策: 洗浄後に水滴が残ったまま乾燥すると、白い斑点状の水垢がつき、透明感が損なわれることがあります。食洗機専用のリンス剤(乾燥仕上げ剤)を使用すると、水切れが良くなり、水垢がつきにくく、ピカピカに仕上がります。また、乾燥が終わったら早めに取り出し、柔らかい布巾で軽く拭き上げるのも効果的です。
  • クリスタルガラス(高級グラスなど):× 原則NG!手洗いを! 鉛を含有することで高い透明度と輝き、美しい音色を持つクリスタルガラス。非常にデリケートな素材なので、食洗機の使用は避け、優しく手洗いしましょう。
    • なぜNGなの?
      • アルカリ焼け(白濁化) 食洗機用の洗剤はアルカリ性が強いものが多く、クリスタルガラスの成分と反応して表面が白く曇ってしまう「アルカリ焼け」を起こすことがあります。一度白濁すると元に戻すのは困難です。
      • 衝撃による破損: 薄く繊細な作りのものが多く、食洗機内の水圧や他の食器との接触で簡単に割れたり欠けたりします。
いろパパ
いろパパ

お気に入りのワイングラスが真っ白に曇っちゃったら、悲しいよね…。クリスタルガラスは、特別な日のために、丁寧に手で洗ってあげよう。

アルミ製品:黒ずみ注意!食洗機とは相性最悪!?

軽くて熱伝導が良いアルミ製の雪平鍋やヤカン、お弁当箱など。便利な調理器具ですが、食洗機との相性は残念ながら最悪と言っても過言ではありません。

  • なぜNGなの?
    食洗機用の洗剤の多くはアルカリ性です。アルミニウムはアルカリに非常に弱く、反応すると黒ずんだり、表面が腐食してザラザラになったり、白い斑点が出たりします。 一度変質してしまうと、元に戻すのは非常に困難です。
  • アルマイト加工されていても油断禁物!
    アルミ製品の中には、表面に「アルマイト加工(陽極酸化処理)」という耐食性を高める処理が施されているものがあります。「アルマイト加工だから大丈夫だろう」と食洗機に入れてしまう方もいますが、このアルマイト皮膜も万能ではなく、強力なアルカリ性洗剤や長時間の高温洗浄によってダメージを受け、結果的に変色や腐食が進んでしまうことがあります。
    「食洗機対応」と明記されていない限り、アルミ製品は手洗いするのが賢明です。

銅製品:美しい輝きを保つなら手洗い一択!

熱伝導率が非常に高く、プロの料理人にも愛用者が多い銅製の鍋や卵焼き器。その美しい赤褐色の輝きも魅力ですよね。
しかし、銅もアルミと同様に、食洗機用洗剤のアルカリ成分によって変色・変質しやすいため、食洗機の使用は避けましょう。
銅製品は、専用の磨き剤などを使って定期的にお手入れすることで、長く美しい状態を保てます。

ストウブなど鋳物ホーロー鍋:メーカー非推奨!美味しさを守るためにも手洗いを

煮込み料理などに大活躍する、ストウブやル・クルーゼといった鋳物ホーロー鍋。重厚で保温性が高く、食材の旨味をじっくり引き出してくれますよね。
しかし、これらのメーカーは基本的に食洗機の使用を推奨していません。

いろママ
いろママ

えーっ!あの重たいお鍋、手洗いするの大変なのに…食洗機ダメなの!?

  • なぜNGなの?
    • ホーローの剥がれ・傷: 食洗機の高温・高圧な水流や、他の食器との接触によって、デリケートなホーローコーティングが剥がれたり、傷ついたりする可能性があります。
    • 錆の発生: 鍋のフチや取っ手の付け根など、ホーローがかかっていない鉄部分は、食洗機内の湿気や洗剤の影響で錆びやすくなります。
    • シーズニング(油ならし)効果の低下: 鋳物ホーロー鍋の使い始めや定期的なお手入れで行うシーズニング(油を馴染ませて焦げ付きにくくする処理)が、食洗機の強力な洗浄力で洗い流されてしまう可能性があります。
  • 万が一洗ってしまったら…
    もし誤って食洗機で洗ってしまった場合は、洗浄後すぐに取り出して完全に乾燥させ、必要であれば再度シーズニング(食用油を薄く塗って弱火で加熱するなど)を行うと良いでしょう。

大切な鋳物ホーロー鍋を長く愛用するためには、やはりメーカーの指示に従い、丁寧に手洗いするのが一番です。

木製品(漆器・竹製品など):水分と乾燥が大敵!温もりは手洗いで守ろう

木の温もりを感じるお椀や箸、まな板、そして美しい漆器。これらも基本的に食洗機の使用はNGです。

  • なぜNGなの?
    • 水分による変形・ひび割れ・カビ: 木は水分を吸収しやすく、食洗機のような高温多湿な環境に長時間置かれると、膨張と収縮を繰り返し、反ったり、ひび割れたり、カビが生えたりする原因になります。
    • 漆の剥がれ・変色: 漆塗りの食器は、高温や強力な洗剤によって漆が剥がれたり、ツヤが失われたり、変色したりします。
    • 竹製品も同様: 竹製の箸やザルなども、木製品と同様に水分や乾燥に弱いため、食洗機の使用は避けましょう。
  • 「食洗機対応」の木製風食器との違いに注意!
    最近は、見た目は木製でも、実際は食洗機対応のプラスチック素材で作られた食器も多くあります。製品の表示をよく確認し、本物の木製品と混同しないように注意しましょう。

まとめ:食洗機と上手に付き合って、大切な食器と快適な毎日を手に入れよう!

今回は、食洗機で洗えるもの・洗えないものについて、代表的な素材別に詳しく解説しました。

いろパパ
いろパパ

いやー、こうして見ると、本当に色々な素材があって、それぞれに注意点があるんだね。でも、ポイントさえ押さえれば、食洗機は最高の家事楽アイテムになること間違いなしだよ!

いろママ
いろママ

本当にそうね!この記事を読んで、どの食器なら安心して食洗機に入れられるか、すごくよく分かったわ。これからは、もっと食洗機を上手に活用できそう!

食洗機は、正しく使えば、私たちの時間と労力を大幅に節約してくれる、まさに現代の三種の神器の一つと言えるかもしれません。
素材の特性をしっかり理解し、それぞれの食器や調理器具に合った洗い方をすることで、大切なアイテムを長く愛用しながら、日々の家事をもっと楽に、もっと楽しくしていきましょう!

もし、「この素材はどうなんだろう?」と迷うことがあれば、まずは製品の取扱説明書を確認するのが基本です。それでも分からなければ、メーカーに問い合わせてみるのが確実ですよ。

あなたの食洗機ライフが、より快適で豊かなものになりますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

あわせて読みたい!食洗機ライフをもっと快適にするお役立ち記事

今回の「食洗機対応表」、いかがでしたか?「これなら安心して食洗機を使える!」と思っていただけたら嬉しいです。
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快適なキッチンは、食洗機だけじゃない!

【タカラスタンダード オフェリア徹底解説】価格の謎解明!寸法・人気色・見積もり前に知るべき注意点|富士住建仕様(2025年版)
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いろパパ
いろパパ

これらの記事も読めば、食洗機選びからキッチン全体の計画まで、もっと家事が楽になるヒントが見つかるはずだよ!

あなたの毎日が、食洗機のおかげで少しでも快適になりますように!

こんな人に読んでほしい!

  • 食洗機を毎日使っている方
  • 食器や調理器具を長く大切に使いたい方
  • 食洗機で洗えるもの、洗えないものを詳しく知りたい方
  • 家事の時短をしたい方
  • 食器洗いが苦手な方

食洗機を使う前に…知っておきたいこと

食洗機(食器洗い乾燥機)は、忙しい私たちの強い味方!
でも、何でもかんでも食洗機に入れて良いわけではありません。
素材によっては、食洗機で洗うと変色したり、がついたり、劣化が早まったりすることも…。

この記事では、良く質問を受ける代表的な素材について、

  • 食洗機で洗えるかどうか
  • 洗う場合の注意点
  • 素材の特徴

を詳しく解説します!
お気に入りの食器や調理器具を長く大切に使うために、ぜひ参考にしてくださいね。

ボッシュやガゲナウ等の海外製食洗器でも国内製食洗器でも基本は一緒だよ。

素材別!食洗機対応表

素材食洗機注意点素材の特徴
ステンレスほとんどのステンレス製品は食洗機OK。ただし、金メッキ特殊な加工がされているものは、変色や剥がれの可能性があるため、手洗いが推奨されます。錆びにくく、丈夫で耐久性が高い。
哺乳瓶耐熱温度を確認!耐熱温度が低いプラスチック製の哺乳瓶は、食洗機で変形する可能性があります。ガラス製耐熱性の高いプラスチック製の哺乳瓶は、食洗機対応のものが多いです。細かい部品は、専用の小物入れを使うと安心。熱湯消毒や煮沸消毒が必要な場合も。メーカーの取扱説明書を必ず確認しましょう。
九谷焼×原則、手洗いがおすすめ。絵付けが剥がれたり、色落ちしたりする可能性があります。どうしても食洗機を使いたい場合は、低温コースで、他の食器とぶつからないように注意して洗いましょう。鮮やかな色絵が特徴の、日本の伝統的な陶磁器。
フッ素加工食洗機対応のものと、非対応のものがあります。取扱説明書を確認しましょう。食洗機対応のものでも、高温で洗うとフッ素加工が劣化しやすくなるため、低温コースがおすすめです。食材がくっつきにくく、お手入れが簡単。
プラスチック耐熱温度を確認!耐熱温度が低いプラスチックは、食洗機で変形する可能性があります。食洗機対応と表示されているものを選びましょう。軽いプラスチックは、水圧で飛ばされないように注意。軽くて割れにくいが、熱に弱い。
テフロン加工食洗機対応のものと、非対応のものがあります。取扱説明書を確認しましょう。食洗機対応のものでも、高温で洗うとテフロン加工が剥がれやすくなるため、低温コースがおすすめです。食材がくっつきにくく、お手入れが簡単。フッ素加工と同様。
ソーダガラスほとんどのソーダガラス製品は食洗機OK。ただし、薄いグラス繊細な装飾があるものは、破損のリスクがあるため、手洗いがおすすめです。透明度が高く、比較的安価。
アルミ×原則、手洗いがおすすめ。食洗機の洗剤に含まれるアルカリ成分によって、黒ずみ腐食の原因になります。アルマイト加工されているものは、食洗機対応の場合もありますが、念のため手洗いしましょう。軽くて熱伝導が良い。
ストウブ(鋳物ホーロー鍋)×原則、手洗いがおすすめ。食洗機の使用は、ホーローの剥がれや錆の原因になります。どうしても食洗機を使いたい場合は、メーカーの推奨する方法に従ってください。(ストウブは基本的に食洗機の使用を推奨していません)熱伝導が良く、保温性に優れている。食材の旨味を引き出す調理が可能。

私のように、ほとんど食洗器に入れてダメになったら捨てるか買い替えるかするのもアリ。

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食洗機を使う際の注意点

  • 食器の置き方: 食器同士がぶつからないように、正しく並べましょう。
  • 洗剤: 食洗機専用の洗剤を使いましょう。
  • 乾燥: 乾燥機能を使うと、プラスチック製品が変形する可能性があります。自然乾燥がおすすめです。
  • お手入れ: 食洗機も定期的に掃除しましょう。

まとめ:食洗機と上手に付き合って、家事をもっと楽に!

食洗機は、正しく使えば、家事の負担を大幅に減らしてくれる便利なアイテムです。
素材の特徴や注意点を理解して、食洗機と上手に付き合い、快適な毎日を送りましょう!

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