こんにちは、いろパパです!
マイホームのLDK、「できるだけ広くしたい!」と思うのは当然ですよね。でも、予算や土地の制約で、インスタグラムで見るような30畳超えの広々LDKはなかなか実現できない…。「うちのLDK、18畳くらいなんだけど、狭く感じないかな…」「16畳だとやっぱり厳しい?」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そうなのよ!特にうちはLDK18.5畳で、その隣に4.5畳の和室があるんだけど、リビング単体で見ると「本当にこれで大丈夫かしら?」って何度も思っちゃったわ。テレビ裏収納とか色々工夫はしたつもりだけど…。

うんうん、その気持ち、すごくよく分かる!僕も家を建てる前は、「18畳 ldk 狭い」とか「16畳 ldk 対面キッチン レイアウト」なんてキーワードで、めちゃくちゃ検索したからね(笑)。でも結論から言うと、工夫次第で18畳、いや16畳でも、十分に快適で広く感じられるLDKは作れるんだ!
我が家は2021年に富士住建で家を建てましたが、LDK18.5畳(実質リビングスペースは約6畳!)という、決して広くはない空間に、「テレビ裏収納」「折り上げ天井」「バーチカルブラインド」などの工夫を詰め込み、スッキリと快適に暮らせるLDKを実現できました。
この記事では、2025年6月現在の最新情報も踏まえつつ、
- 18畳LDKは本当に狭い?「狭さ」を感じさせないための考え方と視覚テクニック
- 【狭いLDKの救世主!】我が家の「テレビ裏収納」徹底解説(寸法・費用・エコカラット)
- 縦の空間を活かす「折り上げ天井」と「シーリングファンライト」の効果と注意点
- 部屋を広く見せる「バーチカルブラインド」の魅力と、ニトリでお得にゲットする方法
- 「縦長LDK+和室隣接」レイアウトのメリットと、16畳LDKへの応用アイデア
など、限られたLDK空間を最大限に活かし、「狭い」と感じさせないための具体的な工夫とアイデアを、我が家の実体験と共にご紹介していきます!
我が家のLDK:間取り・サイズと「狭さ」への向き合い方
まずは、我が家のLDKの基本的な情報から。
- LDK全体の広さ: 18.5畳
- 隣接する和室: 4.5畳(引き戸で仕切り可能、開ければLDKと一体空間に)
- 実質的なリビング単体スペース: 約6畳程度(LDKからダイニングとキッチンを除いた部分)
- 特徴: 縦長のLDKに和室が隣接するレイアウト、対面キッチン

インスタとか見てると、「LDKは最低でも20畳!」「うちは30畳です!」みたいな投稿が多くて、正直「うち、狭いのかな…」って落ち込むこともあったよ(笑)。でも、専門家によると、4人家族が快適に暮らすために必要なLDKの広さは16畳程度から、と言われているんだ。そう考えると、18.5畳+4.5畳の和室があれば、決して狭すぎるわけじゃないんだよね。
大切なのは、畳数という数字に囚われすぎず、「どうすれば空間を有効活用し、視覚的に広く感じさせられるか」を考えることです。
【狭いLDKの救世主!】テレビ裏収納 – 生活感を隠してスッキリ広々!
我が家のLDKで、最も「作ってよかった!」と心から思える工夫が、この「テレビ裏収納」です。約1.5畳のスペースをテレビの背面に確保し、壁掛けテレビの裏側をまるごと収納空間にしました。

テレビ裏収納の寸法と構造 – 壁厚8cmの工夫
- 収納全体のサイズ: 幅 約260cm × 高さ 約170cm
- 壁の厚さ: 8cm(通常は10cm程度ですが、収納内の有効幅を確保するために薄くしてもらいました)
- 収納内部の寸法:
- 通路幅:約48cm
- スチールラックの奥行き:約30cm
- 有効な収納幅:約78cm(通路幅を除いた部分)


通路幅48cmって聞いた時、「えっ、そんなに狭くて通れるの!?」ってすごく不安だったんだけど、実際に使ってみたら全然圧迫感もないし、普通に出入りできるのよね。不思議!
パパもママも身長160cm~170cmで標準体型ですが、二人とも問題なく通れています。
このテレビ裏収納には、DVDレコーダー、ゲーム機、ルーター類、大量のDVDやCD、そして子供のおもちゃまで、リビングでごちゃつきがちな物を全て隠して収納しています。おかげで、リビング空間には余計な収納家具を置く必要がなくなり、視覚的に非常にスッキリしました。これが「狭いLDK」を広く見せる最大のポイントです!
なぜ柱が必要だった?エコカラットと壁掛けテレビの重み

当初は、テレビ裏収納の入り口部分に柱を立てずに、もっと開放的な見た目にしたかったのですが、ハウスメーカーの監督さんから「待った」がかかりました。
理由は、テレビ背面にオプションでLIXILの「エコカラット」を施工し、さらにそこに大型テレビを壁掛けにする計画だったため、壁にかかる荷重がかなり大きくなること。壁の厚さも通常より薄くしているため、強度的な問題で天井までの柱が必要になった、というわけです。
デザイン的には柱がない方がスッキリしましたが、安全性には代えられませんね。
エコカラット「ストーングレース」で高級感をプラス!
テレビ背面に施工したエコカラットは、LIXILの「ストーングレース」シリーズ、色は「チャコール」です。
これが本当に大正解!深みのあるチャコールグレーの石目調タイルが、空間にグッと高級感と落ち着きを与えてくれます。テレビを見ていない時でも、この壁面自体がインテリアとして成立するほどの存在感です。
費用は、この範囲で約9万円ほど(2021年当時)。決して安くはありませんでしたが、LDK全体の質感を格段に上げてくれたので、満足度は非常に高いです。
予算的に厳しい…という方は、DIYキットも販売されているので、入居後にご自身でチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
エコカラットの上部には壁掛けテレビ用の金具を取り付け、そのそばには配線を通すための穴を開けてもらい、全てのケーブル類をテレビ裏収納に隠蔽できるようにしました。
縦の空間を有効活用!折り上げ天井&シーリングファンライト
床面積が限られているなら、縦の空間を上手に使うのが広く見せるコツです。
折り上げ天井で天井高アップ!圧迫感を軽減

富士住建の標準の天井高は240cmですが、リビング部分の天井を一段高くする「折り上げ天井」を採用し、その部分の天井高を250cmにしました。たった10cmの違いですが、これが視覚的な開放感に繋がり、部屋全体の圧迫感を軽減してくれます。
シーリングファンライト – デザインと機能性、そして後悔ポイントも…
リビングのメイン照明には、施主支給した「シーリングファンライト」を取り付けました。
このシーリングファンライト、高さが約40cmほどあるのですが、折り上げ天井のおかげで、天井高250cmの部分に設置されているため、圧迫感は全くありません。身長180cmの夫も余裕で下を通れます。
空気循環の効果もあり、冷暖房効率アップにも貢献してくれている…はずです!

ただね、一つだけ後悔してるのが、クロスの色なんだ…。シーリングファンライトの羽根の黒い質感が気に入って選んだのに、折り上げ部分の天井クロスを濃いめのグレーにしちゃったもんだから、ファンがクロスに同化しちゃって全然目立たないんだよ(泣)。僕はアクセントクロス要らない派だったんだけど、妻に押し切られて…。やっぱり白いクロスにしておけば良かったー!
クロス選び、難しいですね(笑)。ちなみに、このシーリングファンライトはアレクサに対応しているので、「アレクサ、電気つけて」と声だけでオンオフできるのは非常に便利です!
窓まわりはバーチカルブラインドでスッキリ!広く見せる効果も
リビングの大きな掃き出し窓には、カーテンではなく「バーチカルブラインド」を採用しました。
「お金持ちの家はバーチカルブラインド!」なんていう安直なイメージ(笑)もありましたが、実際に取り付けてみると、そのスッキリとした見た目と、空間を広く見せる効果に大満足しています。

縦のラインが強調されることで天井が高く見え、カーテンのような布のたまりもないので、窓際が非常にスッキリします。また、羽根の角度を調整することで、光の入り具合や視線をコントロールできるのも魅力です。
夜は電動シャッターを閉めるので、リビングのカーテンに高い遮光性は必要ないと考えましたが、その判断も正解でした。

このバーチカルブラインド、実はニトリで買ったのよ!少しでもコストカットしたくてね。自分で採寸して、DIYで取り付けたわ。
富士住建でも、差額対応でバーチカルブラインドを選べるようですが、ニトリなどの量販店で購入して施主支給(またはDIY取り付け)すれば、費用を抑えられる可能性があります。ただし、採寸や取り付けに自信がない方は、専門業者にお願いするのが無難ですね。我が家の場合、ニトリで約3万円ほどでした。
限られたLDK空間でのゾーニング:ダイニングとワークスペース
18.5畳という限られたLDKの中で、どのように各スペースを配置し、機能させているかもご紹介します。
ダイニングスペース:モールテックステーブルでおしゃれなアクセント

キッチンとリビングの中間、対面キッチンの前にダイニングスペースを設けています。
テーブルは、以前の記事でもご紹介したラフィンゲートのモールテックステーブル(直径110cm)、チェアはDOUBLEDAYのスチール製レッグチェアです。
テーブルが約15万円、椅子が一脚約2万円と、大幅な予算オーバーでしたが、LDK全体の雰囲気をグッとおしゃれにしてくれる存在なので、新築ハイの勢いで思い切って購入しました!丸テーブルは圧迫感が少なく、動線もスムーズになるので、コンパクトなLDKにはおすすめです。
ワークスペース:夢と現実のギャップ…いつかは理想の空間に!
LDKの一角には、私のためのワークスペースを設けたのですが…現状は完全に物置と化しています(汗)。
ここでブログを更新したり、読書をしたりするのが夢なのですが、なかなか片付きません。


「頑張って片付けまーす!(ほんとかよ…)」って、自分でもツッコミを入れたくなるレベルだね。ここには富士住建標準のニッチを持ってきて、おしゃれな文房具とかアロマオイルとかを飾る予定なんだけどなぁ…(遠い目)。
(2021年9月時点でも物置だったこのスペース、2025年現在もあまり変わっていません…トホホ)
でも、いつかは理想のワークスペースにしてみせます!
「縦長LDK+和室隣接」レイアウトの考察と16畳LDKへの応用
我が家のような「縦長のLDKに和室が隣接する」レイアウトは、日本の住宅では比較的よく見られます。このレイアウトのメリット・デメリットと、よりコンパクトな16畳LDKで工夫を活かす方法について考えてみましょう。
「縦長LDK+和室隣接」のメリット・デメリット
- メリット:
- 奥行き感が出る: 縦長の間取りは、視線が奥へと抜けるため、空間に広がりを感じさせやすいです。
- ゾーニングしやすい: リビング、ダイニング、キッチンを直線的に配置しやすく、それぞれのゾーンを自然に分けやすいです。
- 和室の多機能性: 隣接する和室の引き戸を開け放てば、LDKと一体の広々とした空間として使えます。子どもの遊び場、来客時の客間、ちょっとした家事スペースなど、多目的に活用できます。我が家も、この和室があることでLDKの狭さを補っている面が大きいです。
- デメリット:
- 家具配置の難しさ: 横幅が限られるため、大型のソファやダイニングテーブルの配置に工夫が必要です。
- 採光・通風: 奥まで光や風が届きにくい場合があります。窓の大きさや位置、吹き抜けなどを検討すると良いでしょう。
- 生活動線が長くなりがち: キッチンからリビングの奥まで距離が出ることがあります。
16畳LDKや対面キッチンレイアウトへの応用アイデア
もし、LDKが16畳程度とさらにコンパクトな場合や、対面キッチンで視線が遮られやすいレイアウトの場合でも、我が家で採用した工夫は応用可能です。
- テレビ裏収納(または壁面収納): 16畳LDKこそ、収納家具を置かずに済む「隠す収納」が効果を発揮します。テレビ周りの壁面を有効活用し、AV機器や小物を集約させましょう。
- 折り上げ天井・高天井: 縦への空間の広がりは、面積の狭さをカバーするのに非常に有効です。可能な範囲で天井を高くしたり、部分的に折り上げたりすることを検討しましょう。
- バーチカルブラインドやロールスクリーン: 窓まわりをスッキリさせることで、視覚的な広がりを生み出します。
- コンパクトな家具選びと配置: ソファを置かずにビーズクッションや床座スタイルにする、ダイニングテーブルを壁付けにする、丸テーブルを選ぶなど、家具で圧迫感を出さない工夫が重要です。
- 色使いと照明計画: 白や明るいベージュを基調とし、間接照明やダウンライトを効果的に使うことで、広く明るい印象になります。

16畳でも、対面キッチンでリビングとダイニングがしっかり分かれている間取りだと、それぞれのスペースは結構コンパクトになるものね。そういう時こそ、テレビ裏収納みたいな「見せない工夫」が大事になりそう!
まとめ:「狭いLDK」は工夫次第で「快適LDK」に変わる!
今回は、我が家の18.5畳LDK(+4.5畳和室)を例に、限られた空間を広く、おしゃれで機能的に使うための工夫をご紹介しました。

1.5畳分のテレビ裏収納、エコカラット、折り上げ天井、バーチカルブラインド…。これらの工夫のおかげで、LDK全体は18.5畳、収納を除くと実質17畳ほどのスペースだけど、今のところモノをこれ以上増やす予定もないし、スッキリと快適に暮らせているよ!
「18畳LDKは狭いかも…」「16畳じゃ無理かな…」と不安に思っている方も、諦めるのはまだ早いです!
- 「隠す収納」で生活感を徹底的に排除する(テレビ裏収納は最強!)
- 「縦の空間」を意識して、天井や窓まわりで開放感を演出する
- 家具選びやレイアウトで、視覚的な広がりとスムーズな動線を確保する
- 隣接する和室などを上手に活用し、実質的なLDK空間を広げる
これらの工夫を凝らせば、たとえ畳数が少なくても、家族みんなが心地よく過ごせる、自慢のLDKを実現できるはずです。
これからLDKのインテリアをもう少し充実させて、観葉植物などを置いて、さらに居心地の良い「シャレオツ空間」にしていければいいなと思っています!
この記事が、あなたのLDK計画のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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