無垢床で後悔？10年後を見据え「傷だらけ」の床をレビュー！ピノアース後悔ブログ

無垢床だと後悔する？傷だらけになる？そんな疑問に答えます

「無垢床、憧れるけど…絶対に後悔したくない！」

「無垢床で後悔したブログを検索すると、”傷だらけになる”とか”手入れが大変”とか、怖い話ばっかり…」

「小さな子供がいる我が家には、やっぱり無理なのかな…」

注文住宅を計画する中で、多くの人が一度は憧れ、そして同時に大きな不安にぶつかるのが「無垢床」という選択ではないでしょうか。

何を隠そう、僕もその一人でした。
木の温もり、素足で歩く気持ちよさ…理想のイメージは膨らむ一方で、ネット上に溢れるネガティブな情報に怯え、妻とも何度も話し合いました。

そんな不安を抱えながらも、僕たちはウッドワンの無垢床「ピノアース」を選びました。
そして、やんちゃ盛りの息子と共に暮らして5年が経った今。

まず、この記事の【結論】からお伝えします。

ネットの噂通り、傷はめちゃくちゃ付きます。床はベコベコです。でも、僕たちは1ミリも後悔していません！

この記事では、なぜ僕たちが「傷だらけの床」を後悔するどころか、むしろ愛おしく感じているのか。我が家のリアルな床の写真と共に、その正直な答えをお見せします。

この記事を読めば、あなたが無垢床を心から愛せるかどうかの、明確な判断基準がきっと見つかります。

【現実直視】我が家の“傷だらけ”な無垢床を大公開！これがリアルです

百聞は一見にしかず。まずは、我が家のリビングの床をご覧ください。
これが、ファンタジーではない、リアルな無垢床の姿です。

▲息子が何か硬いおもちゃをおそらく何かを引きずった跡ですね。見事な傷がついています。

そうなんです。不思議なことに、これらの傷は全く気になりません。

その理由の一つが、僕たちが選んだピノアースの「うづくり仕上げ」にあります。表面にわざと凹凸がつけられているので、光が乱反射して、ツルツルの床に比べて傷や凹みが圧倒的に目立ちにくいんです。

でも大丈夫！素人でもできる傷・へこみの簡単修復テクニック

とはいえ、どうしても気になる大きな凹みができてしまった時のために、無垢床には魔法のような修復方法があります。

1. 凹んだ部分に、濡らしたタオルやティッシュを置く。
2. その上から、高温にしたアイロンを数秒間「ジュッ」と押し当てる。

これだけです！
木材が水分と熱を吸って膨らみ、軽い凹みなら驚くほど元に戻ります。僕は面倒くさがりなので、凹みに直接水を数滴垂らして放置することもありますが、それでも数時間後にはかなり目立たなくなっています。

「ピノアースで後悔した」という声。よくある3つの不安を徹底検証

「無垢床」そして「ピノアース」で検索すると出てくる、具体的な後悔ポイント。僕も契約前に不安だったこれらの点について、2年半住んだ今、一つひとつお答えします。

不安①：キッチン・洗面所・トイレ…水回りはシミになる？

これは最も多くの人が心配する点だと思います。特に「洗面所 無垢床 後悔」「トイレ 無垢床 後悔」というキーワードで検索されている方は多いでしょう。

我が家は「アンチマット派」。キッチンマットも、洗面マットも、トイレマットも一切敷いていません。
そんなズボラ一家の水回りの床の現状がこちらです。

▲毎日、子供たちが水をビシャビシャ飛ばす洗面所。シミ、ありますか？

▲料理下手な僕が、毎日油をハネさせているIHコンロ前。シミ、見当たりません。

不安②：キャスター付きワゴンや椅子で床は凹む？

これもよく聞く話ですね。我が家のキッチンには、標準でキャスター付きのゴミ箱ワゴンがついています。

▲毎日何度も出し入れしていますが、キャスターの跡や凹みは一切ついていません。

重いものを載せたまま長時間放置すれば分かりませんが、通常のゴミ箱ワゴン程度の重さなら、全く問題ないようです。

不安③：手入れが大変って本当？（我が家のズボラ掃除法）

「無垢床は専用ワックスが必須で手入れが大変」というイメージ、ありますよね。

普段の掃除は、クイックルワイパー（ドライ）が基本。食べこぼしなどの汚れがついたら、中性洗剤である「ウタマロクリーナー」をシュッとかけて拭くだけ。
ピノアースはウレタン系の塗装なので、中性洗剤が使えるのがありがたいんです。

これだけで、サラサラで気持ちいい床をキープできています。ズボラな僕たちでも全く問題ありませんでした。

【5年間の軌跡と未来】我が家の無垢床、10年後はどうなる？

「無垢床 10年後」というキーワードで検索される方は、きっと長期的な視点で物事を考えられる、賢い方なのだと思います。

我が家が無垢床の暮らしを始めて、早くも5年が経ちました。
10年という目標の、ちょうど折り返し地点。入居当時は想像でしかなかった「未来」が、今は確かな「実感」として足元に広がっています。

傷は「劣化」ではなく「味」に変わる

合板フローリングの傷は、表面の化粧シートが剥がれた「劣化」です。見栄えが悪くなる一方で、補修も難しい。

でも、無垢床の傷は、そのもの自体が傷ついた証。5年という月日を経て、それは単なる傷ではなく、「家族の歴史」そのものだと確信するようになりました。

経年変化で深まる色合い（エイジング）

無垢床は、年月と共に紫外線などの影響を受け、色が少しずつ濃く、深く変化していきます。

この「経年美化（エイジング）」は、5年も経つとハッキリと実感できます。特に、日当たりの良いリビングの中心部は、入居当時と比べて明らかに深みのある美しい飴色に育ってきました。
逆に、ソファの下など日が当たらない場所は元の明るい色のまま。この色のコントラストすらも、5年間の暮らしの証として愛おしく感じます。

10年後、20年後、この床がどんな表情を見せてくれるのか。まるで我が子のように、その成長を見守るのがこれからも楽しみでなりません。

まとめ：それでも、あなたは無垢床を選びますか？後悔しないための最終チェック

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。無垢床のリアルな姿、そしてその魅力を感じていただけたでしょうか。

最後に、あなたが無垢床で後悔しないための、最終チェックリストをご用意しました。

こんな人は無垢床で後悔するかも…

• □ 床に一切の傷もシミもつけたくない、完璧主義な人
• □ 傷や凹みを「劣化」としか捉えられない人
• □ 天然素材ならではの色ムラや木のフシが許せない人

こんな人なら無垢床で絶対に幸せになれる！

• □ 傷を「家族の歴史」「味わい」として楽しめる人
• □ 素足で歩く気持ちよさや、木の温もりを何よりも大切にしたい人
• □ 経年変化を楽しみ、家と共に歳を重ねていきたい人

もしあなたが後者のタイプなら、もう迷う必要はありません。
無垢床は、単なる冷たい「建材」ではありません。共に呼吸し、共に傷つき、共に色を深めていく、家族と共に成長する温かい「パートナー」です。

その価値は、初期投資の高さや、小さな傷を補ってあまりあるものだと、僕は確信しています。

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