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【注文住宅の後悔ブログ】住んでみて発覚!図面じゃ分からない失敗ランキングTOP6|間取り・収納・設備のリアルな声

【注文住宅の後悔ブログ】住んでみて発覚!図面じゃ分からない失敗ランキングTOP6|間取り・収納・設備のリアルな声 注文住宅・リフォーム
【注文住宅の後悔ブログ】住んでみて発覚!図面じゃ分からない失敗ランキングTOP6|間取り・収納・設備のリアルな声

こんにちは、いろパパです!
夢にまで見た注文住宅!何度も何度も打ち合わせを重ね、完璧な間取りと理想の設備を選び抜いたはずなのに…「あれ?実際に住んでみたら、なんだか使いにくいぞ…」「図面では全く気づかなかったけど、これってもしかして失敗だったかも…」そんな風に、住み始めてからじわじわと湧き出てくる後悔ポイント、注文住宅あるあるですよね。

いろママ
いろママ

そうなのよ~!家づくりブログとかで「注文住宅 後悔 ランキング」なんていうタイトルの記事を読むたびに、「うちも本当に気をつけなきゃ!」って思うんだけど、いざ自分たちの家づくりのこととなると、どこまで具体的に想像力を働かせればいいのか、正直分からなくなっちゃうのよね…。特に間取りで大失敗!なんてことになったら、もう目も当てられないわ…。

いろパパ
いろパパ

うんうん、その気持ち、痛いほど分かる!僕も家を建てる前は、「絶対に後悔しない家づくりをするぞ!」と意気込んで、たくさんの先輩たちのブログを読み漁ったよ。でもね、どんなに慎重に計画して、どんなに細かくシミュレーションしたつもりでも、実際に住んでみて初めて気づく「些細な不便」や「思ってたんと違う!」ってことは、残念ながら、どうしても出てきちゃうものなんだ。

我が家は2021年に富士住建で家を建てましたが、入居して3ヶ月も経つと、「あー、あの時こうしておけば良かった…」「ここの使い勝手、もうちょっと考えればよかった…」という後悔ポイントが、ポロポロと顔を出し始めました
今回の記事では、そんな我が家のリアルな後悔ポイント6選を、成功談だけでなく、あえて包み隠さず大公開します!
「注文住宅の失敗談ブログ」として、そして「後悔ランキング」にランクインしそうな項目として、皆さんのこれからの家づくりの「反面教師」にしていただければ幸いです。
この記事を読んで、我が家のような「微妙な不満」や「小さな後悔」を少しでも減らし、より快適で満足のいくマイホームを実現するためのお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません♪

⚠️ご注意ください: 我が家の後悔ポイントは、あくまで「我が家のライフスタイルや価値観、そして計画時の見通しの甘さ」に基づいたものです。全ての人に当てはまるわけではありません。一つの「体験談」として、そして「こんな視点もあるんだな」という家づくりのヒントとして、参考にしていただければ幸いです。

  1. 【後悔ポイント①】和室の立派な飾り棚が…まさかの「物置」兼「子供の秘密基地」に!
    1. 【教訓と対策】「理想の暮らし」と「現実の生活」のギャップを埋めるには?
  2. 【後悔ポイント②】キッチンのゴミ箱ワゴン、見た目は良いけど「使い勝手」が微妙…
    1. 【教訓と対策】毎日のことだからこそ「スムーズな動作」と「現実的な容量」を!
  3. 【後悔ポイント③】ロールスクリーンのチェーン、意外と「目障り」で子供も心配…
    1. 【教訓と対策】見た目と安全性、操作性のバランスを考える!
  4. 【後悔ポイント④】玄関タイルの謎のシミ…薄い色は「汚れとの戦い」を覚悟せよ!
    1. 【教訓と対策】色選びは「見た目」だけでなく「現実」も直視!
  5. 【後悔ポイント⑤】お風呂の窓、大きすぎて「寒い」し「丸見え」の恐怖…?
    1. 【教訓と対策】窓の「必要性」と「最適なサイズ・位置」をゼロベースで考える!
  6. 【後悔ポイント⑥】洗面台の引き出しと踏み台が「激突!」毎日のプチストレスと予算の壁…
    1. 【教訓と対策】「今使っているモノ」と「将来置くモノ」まで具体的にシミュレーション!
  7. 後悔ポイントから学ぶ、注文住宅で失敗しないための5つの心構え
  8. まとめ:注文住宅の「後悔」は成長の糧!未来の笑顔のために、今できることを!
  9. あわせて読みたい!家づくり・暮らしのお役立ち記事

【後悔ポイント①】和室の立派な飾り棚が…まさかの「物置」兼「子供の秘密基地」に!

まず最初の後悔は、リビングに隣接する4.5畳の和室に設けた、幅広の立派な「飾り棚」です。
計画段階では、「よーし!ここに季節の素敵な小物をディスプレイしたり、おしゃれなドウダンツツジなんかを活けたりして、雑誌に出てくるような“丁寧な暮らし”を楽しむぞ~!」なんて、それはもう夢と希望に満ち溢れていたんです。まさに、理想の暮らしを象徴するスペースになるはずでした。

しかし、現実は…無情でした。

いろママ
いろママ

あのね、季節の移り変わりって、思ってたよりもずっとずっと早いのよね…。ようやく重い腰を上げて雛人形を片付けたと思ったら、もうすぐそこに兜の準備が迫ってる…みたいな(笑)。そもそも、おしゃれな枝ものって、一体どこで売ってるのかしら…?お花屋さん?それともおしゃれな雑貨屋さん?探しに行く時間も気力も、日々の生活に追われてなかなか…ねぇ。

物が雑然と置かれた和室の飾り棚の写真イメージ。「和室、工作室になりがち…理想と現実のギャップ

そうなんです。上記の2つの大きな(そして現実的な)理由により、張り切って作ったはずの飾り棚は、いつしか季節のイベントグッズ(クリスマスツリー、ハロウィングッズなど)の一時的な避難場所となり、そして最終的には和室全体が、もうすぐ3歳になる息子の工作作品や、リビングに置ききれなくなったおもちゃの最終処分場…もとい、物置状態になってしまいました…。

和室工作室になりがち

ちなみに、おもちゃの記事は姉妹サイトの「おもちゃいろ」もよろしくお願いします!

【教訓と対策】「理想の暮らし」と「現実の生活」のギャップを埋めるには?

  • 「丁寧な暮らし」への過度な期待は禁物!今の自分を客観視しよう:
    マイホーム計画中は、どうしても気分が高揚し、「これからは雑誌に出てくるような素敵な暮らしをするぞ!」と意気込みがちですが、現実の生活は日々の仕事や育児、家事に追われるものです。「本当に自分はマメに飾り付けを変えられるタイプか?」「そのための時間と心の余裕はあるか?」を、今の自分の生活スタイルから冷静に判断することが大切です。
  • 作り付けより「後から足せる」柔軟性を重視:
    我が家のように立派な作り付けの飾り棚にしてしまうと、用途が限定されがちです。それよりも、最初はシンプルな壁にしておき、必要に応じてウォールシェルフを後からDIYで取り付けるなど、フレキシブルに対応できる形にしておけば良かったと後悔しています。これなら、飾りたいものができた時に、好きな高さやデザインで追加できます。
  • 多目的スペースとしての「割り切り」も時には大事:
    和室は客間、子供の遊び場、ちょっとした家事スペース(洗濯物を畳んだり)、そして時には物置(!)など、多目的に使える非常に便利な空間です。特定の「飾り棚」という用途に固執せず、その時々の家族の状況や用途に合わせて柔軟に使えるように、最初から「余白」を残しておくべきでした。LDKと和室のつながりについては、こちらの記事でも少し触れています。
    参考記事:【18畳LDKは狭い?】広く見せる工夫満載!テレビ裏収納・折り上げ天井・縦長和室レイアウト実例(2025年版)
いろパパ
いろパパ

「ていねいな暮らし」、心から憧れるけど、どうやら僕にはハードルが高すぎたみたいだね…ははは(遠い目)。まずは、この物置状態の和室を片付けるところから始めないと…。

【後悔ポイント②】キッチンのゴミ箱ワゴン、見た目は良いけど「使い勝手」が微妙…

次なる後悔ポイントは、キッチンのゴミ箱ワゴンの使い勝手です。
我が家のキッチンはタカラスタンダード オフェリア(富士住建オリジナル仕様)で、標準で分別用のゴミ箱3つと、それらをスッキリと隠すための立派なワゴンが付いてきます。キッチン全体の詳細については、こちらの記事で熱く語っています!
参考記事:【タカラスタンダード オフェリア徹底解説】価格の謎解明!寸法・人気色・見積もり前に知るべき注意点|富士住建仕様(2025年版)

子供が荒らすキッチン

見た目は非常にスッキリしていて、生活感を隠せるので最高なのですが、このワゴン、キャスターの動きが良すぎる(滑らかすぎる)のか、スーッと引き出すのは簡単でも、元の位置にピタッと収めにくいのです。少し斜めになったり、奥まで押し込みすぎたり…。ちょっとしたことですが、毎日何度も開け閉めするものなので、地味にストレスを感じています。
さらに、付属のゴミ箱も20Lサイズが3つなので、分別はしやすいものの、我が家のゴミの量(特にプラごみやかさばる紙類)には全然足りませんでした。そして、使っているうちに、どうしてもゴミ箱自体にニオイが染み付いてきてしまうのも気になります…。

【教訓と対策】毎日のことだからこそ「スムーズな動作」と「現実的な容量」を!

  • 生活スタイルに合わせた「本当に使いやすい」収納計画を!:
    見た目のスッキリさも大事ですが、それ以上に毎日の使い勝手が重要。ワゴンではなく、最初から引き出し式のゴミ箱収納(例えば、足元ペダルで開くタイプなど)に変更しておけば良かったと後悔しています(おそらく差額で変更可能だったはず)。あるいは、このワゴンはゴミ箱用とは考えず、他の収納スペース(例えば、お米や調味料ストックなど)として活用する計画を立てるべきでした。
  • 他の家庭の意見も参考に!意外な活用法が見つかることも:
    実は、「ビン・カンなどの重くてかさばらないゴミを分別してストックしておくのに便利!」「お米を袋ごとポンと入れておけるから楽!」という肯定的な意見も、後からインスタのフォロワーさんなどから聞きました。そして、我が家の場合は、ワゴンの上に炊飯器を置いているので、ワゴンの中にお米(袋ごと)を収納することで、お米を取り出して、そのまま炊飯器の内釜に入れるというスムーズな家事動線が偶然にも実現しました!これは結果的に良かったです。
    このように、自分たちの生活スタイルやゴミの量、何を一番スムーズに取り出したいかを具体的にイメージして、最適な形を選ぶことが重要ですね。

【後悔ポイント③】ロールスクリーンのチェーン、意外と「目障り」で子供も心配…

3つ目の後悔は、LDKと和室に設置したロールスクリーンの「チェーン」です。
我が家のLDKには、西側の窓2箇所と、和室とリビングを仕切る間仕切りとして2箇所、合計4つのロールスクリーンを設置しました。ロールスクリーン自体は、見た目が非常にスッキリしていて、壁面に馴染むので気に入っているのですが…。

いろママ
いろママ

そうなのよ!その操作用のチェーンが、4本も窓際や間仕切り部分からブラブラと垂れ下がっていると、これがまぁまぁ目に付くのよね…。せっかく壁面をスッキリさせたくてロールスクリーンを選んだのに、これじゃ本末転倒じゃない?って思う時があるくらい。しかも、もうすぐ3歳になる息子が面白がって引っ張ったり、万が一にも首に絡まったりしないか、ちょっとヒヤヒヤするのよ。

【教訓と対策】見た目と安全性、操作性のバランスを考える!

  • 操作方法の検討は慎重に!見た目への影響も考慮:
    ロールスクリーンを選ぶ際、生地の色柄や遮光性だけでなく、操作方法(チェーン式、スプリング式(コードレス)、電動式など)や、その安全性、そして操作部分(チェーンやコード)がインテリアにどう影響するかまで、しっかりと検討すべきでした。
  • 代替案の検討も忘れずに:
    和室とLDKの間仕切りは、開閉頻度も高く、サッと上げ下げできるロールスクリーンで良かったかもしれませんが、窓のところは通常のカーテンや、ブラインド(特に羽根の向きで細かく調光できるバーチカルブラインドなど)にすれば、チェーン問題も解決し、また違ったおしゃれさが出たかもしれない、と少し後悔しています。我が家のリビングの掃き出し窓にはバーチカルブラインドを採用しており、そのスッキリ感は気に入っています。LDKの工夫についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
    参考記事:【18畳LDKは狭い?】広く見せる工夫満載!テレビ裏収納・折り上げ天井・縦長和室レイアウト実例(2025年版)
  • 安全対策は必須!特に小さなお子さんがいるご家庭は:
    小さなお子さんがいるご家庭では、チェーンが子供の手に届かないようにするクリップや、一定の力が加わると外れるセーフティージョイントが付いているかなどを必ず確認しましょう。2025年現在では、スマートフォンやスマートスピーカーで操作できるスマートホーム対応の電動ロールスクリーンなども普及してきているので、予算が許せばそういった最新の選択肢もアリですね。
いろパパ
いろパパ

まさか、ロールスクリーンのチェーンのことまで、家づくりの段階で頭が回るとは思わなかったよ…。本当に細かいところだけど、毎日目にするものだからこそ気になるんだよねぇ。

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【後悔ポイント④】玄関タイルの謎のシミ…薄い色は「汚れとの戦い」を覚悟せよ!

4つ目の後悔は、玄関タイルの汚れ問題です。これは結構ショックでした…。
我が家の玄関タイルは、富士住建の標準仕様で、色は特に冒険せず無難な「薄いグレー」を選びました。ところが、入居して間もなく、原因不明の黒っぽいシミがいくつかポツポツと付いてしまい、これが何をしても、どうやっても落ちないのです…!

デッキブラシでゴシゴシこすっても、ウタマロクリーナーを吹き付けても、ネットで「玄関タイル シミ 落ちる」と検索して出てきたあらゆる方法を試しても、この憎きシミは微動だにしませんでした
薄いグレーのタイルなので、余計にこのシミが目立ってしまい、お客様をお迎えする「家の顔」である玄関なのに…と、毎日少し憂鬱な気分に。玄関のこだわりについては、こちらの記事もどうぞ。
参考記事:【玄関コートクローク完全攻略】後悔しない間取り・寸法・奥行きを徹底解説!後付けや夏の活用法も(2025年版)

【教訓と対策】色選びは「見た目」だけでなく「現実」も直視!

  • タイルの色選びは慎重に!汚れの目立ちにくさも重要な判断基準!:
    「明るい色のタイルは玄関が広く見えるし、おしゃれだよね!」というメリットにばかり目が行きがちですが、「汚れの目立ちやすさ」という大きなデメリットも十分に考慮すべきでした。いっそのこと、汚れが目立つのを覚悟の上で、もっと濃い色のタイル(チャコールグレーや黒、テラコッタ調など)を選べば、例えシミが付いてもここまで気にならなかったかもしれません。
  • 素材の特性を理解する!見た目だけで選ばない:
    タイルの種類によっては、特定の汚れが染み込みやすいもの、逆に汚れが付きにくい・落としやすい防汚機能や撥水機能がついた高機能なものなどがあります。デザインや色だけでなく、素材の特性やメンテナンス性も、ショールームの担当者さんなどにしっかり確認しましょう。
  • サンプルだけでなく「大きな面」と「施工例」も確認する:
    小さなサンプルだけでは、実際に床に敷き詰められた時の全体の印象や、太陽光や照明の当たり方による色の見え方、そして何より汚れの目立ち具合などは分かりにくいものです。できるだけ大きなサンプルを見せてもらったり、実際にそのタイルが使われている施工例(モデルハウスや完成見学会など)を見たりして判断することが非常に重要です。

その後の変化: 実は、諦めずにデッキブラシで根気よくゴシゴシと何度も洗い続けていたら、いつの間にかシミがかなり薄く、ほとんど目立たなくなってきました!(完全には消えていませんが…)。どうやら表面的な汚れだったようです。ただ、やはり薄い色のタイルは、日々の汚れとの根気強い戦いになる覚悟が必要ですね…。

いろママ
いろママ

インスタのフォロワーさんからも、「うちも同じような原因不明のシミが付いて、何をやっても落ちないんです…」っていうDMを何件かいただいたのよね。やっぱり、薄い色の玄関タイルは、そういう汚れのリスクがあるのね…。あまりにもひどいようなら、DIYで屋外用のクッションフロアでも上から敷こうかと本気で考えていた時期もあったわ。

【後悔ポイント⑤】お風呂の窓、大きすぎて「寒い」し「丸見え」の恐怖…?

5つ目の後悔は、お風呂の窓の「大きさ」と、それに伴ういくつかの問題です。
我が家のお風呂の窓は、富士住建の標準的なサイズ(おそらく一般的な引き違い窓)なのですが、実際に使ってみるといくつかのデメリットを感じています。

  • 断熱性能が落ちる!特に冬場や春先は窓際が寒い!:
    我が家のお風呂は北側に位置していることもあり、特に冬場や春先のまだ肌寒い時期には、この大きな窓からヒンヤリとした冷気が伝わってくるのを感じました。窓は壁に比べてどうしても断熱性が劣るので、窓が大きいほど浴室全体の保温性が低下しやすくなります。せっかく暖かいお湯に浸かっても、窓際がスースーすると快適さが半減してしまいます。
  • 換気のためには、実は不要だったかも…:
    TOTOの浴室換気乾燥暖房機(三乾王など)が非常に優秀なので、入浴後に換気扇を回しておけば十分に湿気は排出され、窓を開けて積極的に換気する必要性を全く感じません。
  • 隣家のリビングがすぐそこに…結局開けられない窓:
    窓を開けたところで、すぐ隣が隣家のリビングなので、視線が気になって結局開けられません(もちろん型ガラスなので直接内部が見えるわけではありませんが、シルエットや気配は感じられます)。これでは、何のために窓を付けたのか…。

【教訓と対策】窓の「必要性」と「最適なサイズ・位置」をゼロベースで考える!

  • 窓のサイズと位置は、断熱性・プライバシー・採光・換気のバランスで決める!:
    「窓は大きい方が明るくて開放的だよね」と安易に考えるのではなく、その窓が本当に必要なのか、必要だとしても適切なサイズはどれくらいか、設置する位置(高さや方角)は適切か、などを多角的に検討すべきでした。例えば、採光だけが目的なら高窓(ハイサイドライト)やFIX窓(開かない窓)でも良かったかもしれません。
  • 図面の記号や情報を鵜呑みにしない!理解できるまで担当者に質問する!:
    正直なところ、家づくりの計画段階では、リビングやキッチンの窓の大きさや配置には気を配っていましたが、浴室の窓のサイズまで細かく意識が向いていませんでした。「まぁ、標準サイズなら大丈夫だろう」と安易に考えてしまったのです。図面の窓の記号(例:W1650 H1100など)が具体的にどれくらいの大きさなのか、それが自分たちの生活にとってどう影響するのかを、面倒くさがらずに担当の方に納得できるまで質問し、自分たちの希望(例えば「窓は小さめが良い」「プライバシー重視」など)をしっかりと伝えるべきでした。

その後の気づき: なんと、ある日昼間に改めて風呂場を覗いてみたら、窓際を中心に信じられないくらいカビや水垢の汚れが付着していました!浴室の照明が暖色系の温白色で、夜入浴する際にはこれらの汚れが全く目立たなかったのです。大きな窓から自然光が入ることで、初めてその汚れの存在に気づくことができました。この点では、お風呂を常に清潔に保ちたい、汚れを見逃したくないという方にとっては、自然光を取り入れるための窓は有効だと言えるかもしれません。メリットとデメリットは本当に表裏一体ですね。お風呂で快適に過ごすための工夫として、こんな記事も書いています。
参考記事:【2025年最新版】お風呂でYouTubeを見る方法!浴室テレビにFire TV StickをHDMI接続する完全ガイド!

【後悔ポイント⑥】洗面台の引き出しと踏み台が「激突!」毎日のプチストレスと予算の壁…

そして、最後の後悔ポイントであり、個人的に「ああ、これは本当にやっておけばよかった…」と、かなり大きな後悔として残っているのが、洗面台の使い勝手に関する問題です。
我が家は富士住建の標準仕様で、TOTOとLIXIL(当時はINAXブランドも選択肢にありました)から洗面化粧台を選べましたが、選んだTOTOの洗面台自体(確か「オクターブ」か「サクア」だったと思います)の機能やデザインにはとても満足しています。問題は、その一番下の「引き出し収納」と、もうすぐ3歳になる息子が洗面台で手洗いや歯磨きをするために常時置いている「踏み台」との相性です。

そうなんです。一番下の大きな引き出しを開けようとすると、息子が洗面台で手洗いや歯磨きをするために必須アイテムとなっている踏み台に、ほんのわずかですが、コツンとぶつかるんです!

わずかにぶつかる


我が家は、この一番下の引き出しの中に、毎日使うドライヤーやヘアアイロンを収納しているので、お風呂上がりにドライヤーを取り出すたびに、①踏み台をどかす ②引き出しを開ける ③ドライヤーを取り出す ④引き出しを閉める ⑤踏み台を元に戻す…という、地味な一手間が毎日発生しています。これが毎日のことなので、かなりのプチストレス!積もり積もると、結構な精神的負担になります…。

【教訓と対策】「今使っているモノ」と「将来置くモノ」まで具体的にシミュレーション!

  • 家具や小物の配置まで具体的にシミュレーションする!「今」だけでなく「少し先の未来」も:
    洗面台を選ぶ際には、洗面台自体のサイズやデザインだけでなく、そこに置くであろう踏み台、ゴミ箱、体重計、収納ケースなどのサイズや配置まで具体的にイメージし、引き出しや扉の開閉に干渉しないかを確認すべきでした。「子供が踏み台を使う期間なんて短いだろう」と安易に考えがちですが、意外と長いんですよね…。そして、その「短い期間」が毎日のストレスになるのは避けたいものです。ランドリールームや脱衣所の収納計画は本当に難しいですが、こちらの記事も参考になるかもしれません。
    参考記事:【ランドリールームいらない派の結論】2.5畳の脱衣所で洗濯完結!成功する間取りと収納アイデア大公開(2025年版)
  • 日用品の「指定席」は、アクセスしやすい位置に計画する:
    毎日出し入れするドライヤーのようなものは、もっと取り出しやすい別の場所に最初から収納するか、あるいは踏み台と干渉しない上段の引き出しなどに収納する計画を立てるべきでした。物の「住所」を決め、スムーズな動線を確保することが大切です。
  • 予算と天秤にかけつつ、本当に必要な機能・デザインを見極める!「金額で諦めた」後悔は大きい…:
    実は、この洗面台を選ぶ際、差額を払ってオープン収納タイプの洗面台に変更するという選択肢も検討していました。具体的には、アイカ工業の「スマートサニタリー」(差額15万円くらい~)や、LIXILの高級ライン「ルミシス」(差額40万円くらい~)です。
    「スマートサニタリー」は、自分で好きなパーツ(カウンター、ボウル、鏡、収納など)を組み合わせてカスタムできる半造作のような洗面台で、収納部分がオープンなタイプもあり、デザインもナチュラル系からアーバン系まで幅広く対応できます。

「ルミシス」は、LIXILの中でも最上位グレードに位置する、まさに憧れの高級洗面台。ボウルのデザインやキャビネットの質感、タッチレス水栓など、どれをとってもホテルライクな空間を演出してくれます。


▼アイカ工業 スマートサニタリー
スマートサニタリー(サニタリー収納) | 住宅向け商品:一般住宅 収納 | 商品情報 | アイカ工業 (aica.co.jp)
▼LIXIL ルミシス/ボウル一体タイプ
LIXIL | 洗面化粧室 | ルミシス/ボウル一体タイプ

当時は予算の関係で、「まぁ、標準のTOTOでも十分素敵だし、機能的にも問題ないだろう…」と諦めてしまったのですが、いざ毎日のプチストレスに直面すると、「ああ、あの時、無理してでもスマートサニタリーのオープン収納タイプにしておけば、踏み台問題も解決したし、もっとおしゃれな空間になったかもしれないのに~!」と、激しく後悔しています…。洗面台は家族全員が毎日何度も使う設備なので、多少予算オーバーしてでも、使い勝手とデザインに妥協すべきではなかったかもしれません。注文住宅のオプション費用については、こちらの記事で詳しく我が家の実例を紹介しています。
参考記事:【注文住宅オプション総額のリアル】やってよかった物・いらない物ランキング!費用一覧と後悔しない選び方(2025年版)

いろパパ
いろパパ

まさに「やらない理由が金額ならやっておけ、やる理由が金額ならやめておけ」という家づくりの格言が、身に染みて分かった出来事だったよ…。本当に、迷ったら、そしてそれが金額だけの問題なら、やっておけ!これ、本当に大事!もちろん、無理のない範囲で、だけどね。

後悔ポイントから学ぶ、注文住宅で失敗しないための5つの心構え

さて、我が家の赤裸々な後悔ポイント6選、いかがでしたでしょうか?
これらの「図面だけでは分からなかった」「住んでみて初めて気づいた」失敗から学んだ、注文住宅で後悔を少しでも減らすための大切な心構えを、5つにまとめてみました。

  1. 「今の暮らし」だけでなく「新しい家での暮らし」を徹底的にイメージする!
    間取り図やCGパースを見ながら、「ここで朝ごはんを食べて、ここで洗濯物を干して、ここで子供と遊んで…」と、具体的な生活動線や家具の配置、そして「どこに何をしまうのか」という物の収納場所まで、できる限り細かく、そしてリアルにシミュレーションすることが重要です。
  2. 「なんとなく良さそう」ではなく「なぜ、それが我が家に必要なのか」を明確にする!
    流行りのデザインや、営業担当者のおすすめ、SNSで見かける素敵な事例などを鵜呑みにせず、「自分たちの家族構成やライフスタイル、価値観にとって、本当にその設備や間取りが必要なのか?」という本質的な問いを常に持つことが大切です。
  3. メリットだけでなく「デメリット」や「注意点」もきちんと理解する!
    どんな素晴らしい設備や間取りにも、必ずメリットとデメリットの両側面があります。良い面(メリット)ばかりに目を向けるのではなく、その裏にあるデメリットや注意点、そして自分たちにとってそれが許容できる範囲なのかを、きちんと理解した上で採用を決めましょう。
  4. どんな小さなことでも「違和感」や「疑問」は絶対に放置しない!納得できるまで確認する!
    「こんなこと聞いたら担当者さんに迷惑かな…」「まぁ、プロが言うんだから大丈夫だろう…」と遠慮したり、疑問をそのままにして進めてしまったりするのは禁物です。どんな些細なことでも、少しでも心に引っかかることがあれば、納得できるまで担当者や設計士に質問し、説明を求めましょう。その小さな確認が、将来の大きな後悔を防ぐかもしれません。
  5. 100%完璧な家はない」と割り切る勇気も必要!でも「絶対に譲れない優先順位」は死守する!
    残念ながら、予算も時間も無限ではない中で、100%完璧で、全く後悔のない家を建てるのは至難の業です。どこかで「これは仕方ないか」と妥協点を見つける必要も出てくるでしょう。しかし、自分たちにとって「これだけは絶対に譲れない!」というポイントだけは、最後まで諦めずにこだわり抜くことが、結果的に後悔を最小限に抑えるコツです。
いろママ
いろママ

本当にそうね…。家づくりって、決めることがあまりにも多すぎて、途中から「もう、これでいいや…」って、なんだか思考停止しそうになる瞬間があるけど、そういう時こそ一度立ち止まって深呼吸して、もう一度自分たちの「理想の暮らし」や「新しい家で何をしたいか」を思い描くことが大切なのね。

まとめ:注文住宅の「後悔」は成長の糧!未来の笑顔のために、今できることを!

今回は、我が家が富士住建で建てた注文住宅で、実際に住んでみて感じた「後悔ポイント」を6つ、包み隠さずご紹介しました。

後悔ポイントおさらい:

  1. 和室の飾り棚が物置に…(「丁寧な暮らし」は、私には幻想だった…)
  2. キッチンのゴミ箱ワゴンが使いにくい…生活スタイルと合わず、容量も不足)
  3. ロールスクリーンのチェーンが目に付く&子供が心配…見た目と安全性の盲点
  4. 玄関タイルの謎のシミが落ちない…薄い色のタイルは汚れとの戦いだった)
  5. お風呂の窓が大きい…断熱性の低下とプライバシー、換気不要という誤算)
  6. 洗面台の引き出しに踏み台が激突…日々のプチストレス、予算で諦めたことへの大きな後悔)

これらの後悔は、計画段階ではなかなか気づきにくい、本当に些細なことかもしれません。でも、毎日の生活の中でその「些細なこと」が積み重ると、意外と大きなストレスや不満に繋がることも…。
特に、洗面台のように「やろうか…やらないか…予算もギリギリだし、やっぱり今回はいいや!」と、金額を理由に諦めてしまったオプションほど、後で「あの時、多少無理してでもやっておけばよかった…!」と、より強く後悔する傾向があるように感じます。まさに、家づくりの格言「やらない理由が金額ならやっておけ、やる理由が金額ならやめておけ」ですね…(もちろん、無理のない予算範囲で、というのが大前提ですが!)。家全体の建築費用とのバランスも大切です。
参考記事:【富士住建 建築費用推移】2021年引渡し35坪の家は総額2279万円!2025年現在の坪単価と値上がり幅を徹底考察!

家づくりは、本当にたくさんの選択と決断の連続です。そして、どうしても予算の壁にぶつかることもあります。そんな時は、一人で抱え込まず、家族でしっかり話し合い、時には専門家(設計士、インテリアコーディネーター、ファイナンシャルプランナーなど)の意見も参考にしながら、自分たちにとっての優先順位を丁寧につけていくことが大切です。
もし、どうしてもハウスメーカー1社だけでは金額の折り合いがつかない、もっと色々な会社のプランや見積もりを比較してみたい、という方は、オンラインで複数の会社から間取りプランや見積もりを一括で取り寄せられるサービスなどを利用してみるのも良いかもしれません。

この記事を読んでくださったあなたが、我が家のささやかな後悔を「他山の石」として、少しでも後悔の少ない、そして毎日が笑顔であふれる家づくりができることを、心から願っています!

あわせて読みたい!家づくり・暮らしのお役立ち記事

「後悔しない家づくり」を目指すあなたに、ぜひ読んでいただきたい関連記事をピックアップしました!これらの記事も、きっとあなたの理想の住まいづくりのヒントになるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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